茨木 英光

『人前であがらずに話す方法・実践編』

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先生、こんにちは。

関節マスタードットコムの
茨木 英光(いばらき ひでみつ)です。

本日もどうぞよろしくお願いします。

前回は人前であがらずに話す方法についてお話いたしました。
今日は、それを実践するために私が特に気をつけていることを挙げてみたいと思います。
参考になりそうなものがありましたら、いくつか実行してみてください。

人前であがらずに話すために実践していること・その1

「自分の言葉で話すこと」

これはスピーチをするときに気をつけていることです。
皆様はスピーチをする機会はどれだけありますでしょうか。
私もそうですが、めったに無いと思います。
友人の結婚式くらいでしょうか。

スピーチというのは講義とは違って、画像やテキストを使って説明するわけでもなく、
スタンドマイクや講壇の前でじっと立ってしゃべり続けます。
また、正装している場合がほとんどです。
これらのことが緊張感をさらに高めてしまいます。

このような四面楚歌のような状態で、あがらずにしゃべるためには、
とにかく自分の言葉でしゃべることなのです。
スピーチに慣れていないと堅い言葉を並べてしまいがちです。

例えば、
「今後ともご指導、ご鞭撻をたまりますよう、心よりお願い申し上げますと共に…。」
これではぜんぜん面白くありませんね。
聞き手の心に入ってくるキーワードがひとつもないからです。

これよりも、

「間違っているときは僕を強く叱ってくださいっっ。」

と言ったほうが心に響きます。
普段の会話とスピーチの内容とがあまりにかけ離れているとしらけてしまうのです。

崩しすぎてもいけませんが、相手に伝わりやすい言葉で
話したほうがあがらずにスピーチができますし、
聞き手の心にしっかりと届きます。

人前であがらずに話すために実践していること・その2

「季節の挨拶なんていらない。」

これもスピーチのことになりますが、
季節の挨拶なんてだれも聞きたいと思っていないのです。
卒業式での祝辞を例に上げると、

「桜のつぼみも開き始めた早春の麗らかな本日、
卒業生の皆様に新しい門出を心より祝い申し上げます。」

出だしはたいていこんな感じです。
もう例文集を参考に書いたのがバレバレです。

3月の卒業式での体育館というのは大抵寒いのです。
そして、当日の天気が悪ければ麗らかという言葉とは程遠くなり、
このかけ離れた言葉を読み上げることによって
自分の緊張感をさらに高めて、うろたえてしまいます。

それに、みんなが聞きたい言葉は季節の挨拶のあとの内容です。
だから季節のあいさつはいらないのです。

私は3年前に小学校のPTA会長をしていました。
そのときの卒業式での祝辞はこんな出だしにいたしました。

「卒業生の皆様、保護者の皆様、本日はご卒業、まことにおめでとうございます。
みなさまはこの6年間で、この〇〇小学校に何日通ったかご存知でしょうか…。」

お祝いの挨拶を早々に切り上げて、すぐに本題に入りました。
何日通ったかと問いかけられると、その答えが知りたくなります。
このほうが、みんなの注目がグッと集まり、あとの話がしやすくなりました。

人前であがらずに話すために実践していること・その3

「原稿見て、右見て、左見て。」

スピーチをするときは、視線をどこに置くかということを決めておくと
上がらずに話ができるようになります。

一番いけないのが原稿ばかり見て、聴衆を見ないことです。
相手にも内容が伝わらないし、視線を合わせないことで、
聴衆が自分の敵のように思えてしまいます。

また、原稿と遠くとの2点を視線が往復すると、
視線の移動が頻繁になってしまい、
落ち着きがなくなってしまいます。

最も落ち着いて見える動作が、「原稿見て、右見て、左見て。」
この3点の視線の移動をゆっくりと繰り返していくのです。

右と左の、しっかりと話しを聞いてくれている人にターゲットを絞って
その人を中心に見るようにします。

ゆっくりと視線を動かして行くと、みんなに語りかけるように話すことができるので、
話している自分も落ち着くことができるようになるのです。

人前であがらずに話すために実践していること・その4

「講義を聞くときは最前列に座り、質問する。」

セミナーや講演会など、席が自由な会場ではたいてい後ろの席から埋まっていきます。
しかし受講の内容をしっかり吸収したいときは中央の最前列に座りましょう。
そして先生の目をしっかり見て話を聞くようにします。
眠くもならないし、たまに先生のほうから

「あなたはこのことについてどう思いますか。」

というな質問を投げかけてくれることもあります。
そうするとみんなの前で立って答えなくてはなりません。
これを恐れてみんな後ろの方に座ってしまいます。

あがり症な自分を変えるためには
ぜひ一列でもいいので今までより前の席に座りましょう。

また、講義の後に質問の時間がたいていありますから
あらかじめ何を質問するかを書き出しておきましょう。

2,3質問したい場合には
「2点質問させてください。」
と質問の始めに言うようにします。

でないと1つ目の質問の答えがとても長くなる可能性があるからです。
また、質問の時間の最初に手を上げるようにするとさらに度胸がついてきます。

人前であがらずに話すために実践していること・その5
「頼みにくいことも我慢しないで尋ねる。」

「 (先生のおっしゃる治療法ではなくて)私はこの治療法と、このお薬をお願いしたいんです。」
病院の診察室で先生にしっかりと言うことができるでしょうか。
豪快な先生に圧倒されて何も言えなかったという経験をしたことがあるという方もいらっしゃるかもしれません。

また身近な例では美容院で髪を切ってもらっていて
もう少しボリュームを減らしてほしいと思っているとき。
美容師さんが手鏡を持ってきて

「サイドと後ろをしっかりボリュームを落としてみました。いかがでしょうか。」

と、まとめの言葉を言われると、

「あ…  はい… 。」

とならないでしょうか。

「もう少し左の角のところの髪を落としてください。」

と、思ったことは言いにくくても言ってみましょう。
私は美容院ではいつもこの関門を越えなければならないのです。なぜか。

先に述べた病院で自分の意見をしっかりと言うことは
もっと大変ですね。

この解決法は、予めノートに自分の言いたいことを書いておいて
診察室に入ると自分の意見を言いやすくなります。
言えなかったことはまたノートに書いて
次回の診察の時に言うようにします。

私はA5サイズのノートを常に持ち歩くようにしていて、
感じたことや今日すべきことを書き出すようにしています。
日誌兼タスクリストみたいな感じで使っています。

人前であがらずに話すために実践していること・その6
「すいません、通ります。」と大勢の中でも声をだす。

満員電車を降りるとき、黙って肩を切って通り抜けようとしても
なかなか思い通りにいかないものです。
こういう時は、大きな声で

「すいませーん、後ろ失礼しまーす。」

と、ためらわずに言いましょう。
ここでもみんなは貴方の敵ではないのです。
だから、協力を求めるとすぐにみんなは道を開けてくれるのです。

これを黙って通ろうとするとお互いイライラしてしまって
舌打ちや咳払いで自分の存在を示すしかなくなってしまいます。
ポイントはすぐに声を出すことです。やさしい口調で。

できれば、満員のバスで内気な人が降りようとしているときに
「すいませ~ん、降りますから待ってくださーい。」
と、その人の代わりに言ってあげましょう。

このような感じで、人前であがらずに話せるようになるためには、
事あるごとに声を出すということに尽きると思います。

始めは勇気のいることですが、だんだん慣れてきて
平気になってくるものです。

手技療法の仕事をしていると、患者様の前だけでなく
多くの人の前で講義をする機会も増えてきますから
ぜひ、あがり症を克服していきましょう。

参考になりましたでしょうか。
あがり症の方はひとつでも実践してみてください。

ありがとうございました。
茨木英光

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