茨木 英光

「施術の技術を向上するために」

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こんにちは。

関節マスタードットコムの
茨木 英光(いばらき ひでみつ)です。

本日もどうぞよろしくお願いします。

皆様はご自分の技術に満足できていますでしょうか。
また、学生の方や転職してこの業界に入ってまだ経験の浅い方などは
これからどのようにしてしっかりと治せる技術を身につけていったら良いのか
悩んでいるかもしれません。

私もそうでした。
カイロプラクティックの学校を卒業した20歳の頃は
これからどうしていって良いのか分からずに途方に暮れました。

開業するには若すぎるし、もちろん資金もないし。
就職する先もないことはないけど
どこも給料が10万円くらいだし。

自分に技術があるわけでないし。
それでもなんとかなりました。

今日はこれから技術の向上をお考えの方向けに
効果的な技術の向上の方法をお話いたします。

押さえておきたいポイントがたくさんありますので、
これから何回かに分けてお話できたらと思っています。

まず、始めに決めていただきたいことは
自分がどのような施術家になりたいのか
ぼんやりでもいいので決めることです。

この方向性がないと、これから何を勉強すべきかが分からなくなります。
「でも、自分は初心者すぎてどんなテクニックがあるのかもわからないよ。」
と、思うかもしれませんが、大丈夫です。

例えば、
・難病を治せる治療家になりたい。
・骨盤矯正や小顔矯正など、美容分野で活躍したい。
・スポーツ障害を得意としてアスリートのサポートをしたい。
・カウンセリングと併用して精神的な問題を施術できるようになりたい。
・気功や東洋医学を追求したい。

いろいろと挙げられると思います。
もちろん重複しても構いませんし、途中で変更してもかまいません。
まずはなりたい自分像を思い描いてください。

私は、学生の頃から、「精密機械のような施術をしたい。」
そう思っていました。

どんなふうにできるかも分からないけど
例えば心臓の機能を上げるには、あそこがこうなって、こうすれば良くなる。
そうはっきりと理論の組み立てができる治療家になりたいと思っていました。

そう思っていると、解剖学を勉強していても
心臓はどこに付着しているのか、隣接している臓器とは
どんな組織で接着しているのかというように「臓器の接点」に
注目するようになってきました。

カイロプラクティックを習い始めた時は
「背骨の歪みを正すと神経の流れが良くなる。
 だから背骨を矯正すると治る。」
と思っていました。

しかし臓器の接点という観点から人体をみると、
神経の流れだけでは解決できないことがらが見えるようになって来ました。

DVD「骨盤矯正編」では子宮がどのように付着しているのかを
お話いたしました。

それを調節できるようになると施術の効果が飛躍的に向上します。

これが神経の流れだけで物事を見てしまうと、
子宮だと仙骨を調整すれば良いことになりますが
仙骨を調整してもあまり変化は顕著には出ないと思います。

話を元に戻しますが、施術の方向性を決めることで
同じ医学書を見ていても着眼点が違ってくるのでおもしろいですよ。

また、方向性を決めることで自分がどんなテクニックを
学んでいけばよいか分かるようになります。

私の場合は「精密機械」が自分のテーマでしたから
理由の説明できないテクニックには興味が持てませんでした。

これは、そのテクニックに根拠がないというわけではありません。
あくまでも自分自身で説明しきれないという意味です。
私の力不足という意味でご理解ください。

例えば、私はアクチベータには興味が持てませんでした。
アクチベータの弱い刺激で体がどのように変化するのか
自分自身で説明しきれなかったからです。

もちろん、アクチベータを活用されて、
良い結果を出しておられる先生が
たくさんいらっしゃることを知っています。

でも自分にはどうしてもアクチベータの刺激が関節の位置を変えるとは
解釈できなかったので取り入れることができませんでした。

力不足なのは私の方なのです。

テクニックの方向性を決めると同じ症状でも
アプローチの仕方が全く変わってきます。

例えば自律神経失調症
皆様はどのような施術を行っていますでしょうか。

私は自律神経を乱す大きな原因として
高まった脳圧による脳幹の圧迫を重視しています。
だから施術は脳圧を改善することが多くなります。

でも別の施術家の方でしたらリラクゼーションを施してストレスを
解消したり体の歪みを整えたり、気功を行ったり
様々な方法があると思います。

正解はひとつではありません。
患者様がよくなればそれでいいのです。

でも気をつけていただきたいことは
術者が自律神経失調症とは何なのか
しっかり理解しておくことです。
そうでないと、今日はリラクゼーションをして
次回は骨格矯正をして、その次は気功
いろいろと施術してみたけど患者様の症状は改善しない
このような結果になりやすいのです。

1人の施術家が多くの技術を持っていることは良いことです。
しかし核となる「考え方」をしっかりと持っていないと
いくらテクニックの数を増やしても技術は向上しません。

しかし自分の中に施術の中に核ができてくると何を勉強しても
その核に吸収されていきます。

そして基礎医学もテクニックも、何を勉強していけば良いのか
分かってくるようになります。

また、他の施術家のやっている内容がが気にならなくなってきます。
あの有名な先生のスーパーテクニックをぜひ習得したい
というような不安定な考え方もしなくなります。

自分で考えて自分て追求していけるようになります。
自分で考えるから強いのです。
セミナーも自分の技術の追求のために受けに行けるように変わってきます。

私の今の核となっている考え方は
「無機物であれ、有機物であれ、すべての物は
物理と化学の法則の中から逃れることはできない。」
ということなんです。

難しく書きましたが、人体であれ、鉄の棒であれ、
圧力や温度などに等しく作用するということで
人体を特別視しないという理解です。

詳しくは別の機会に譲りますが、そう言う自分なりの
テーマを持っている方が勉強も取り組みやすくなります。

今、特に技術で悩んでいる方がいらっしゃいましたら
どうか安心して取り組んでみてください。

方向性さえ決まればあとはコツコツと勉強していくだけです。
必ず新たな気付きや新たな出会いがあります。

また別の機会に向上の方法について違った角度から
お話できればと思います。

ありがとうございました。

茨木英光

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-茨木 英光

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