コラム 古藤 格啓

成功体験という前例を頼らない

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先生、こんにちは。
ソレシカのコトーです。

今回は「成功体験という前例を頼らない」
というお話をしたいと思います。

私は自分のサロンでセミナーを主催しております。
そのセミナーをやり続けて3年を越えてきました。

基本的にセミナー参加者の先生達とは月一で半年間、
長い先生になるといくつかのセミナーにまたがって参加いただくので、
1年~2年のお付き合いというのもざらになってきます。

そんな中でお互いいろんなお話をします。
そして相談のようなものもたくさん持ち込まれます。

実は少し前に、今はお勤めをしていて、
今年中には開業したいと考えている
30代男性の先生とお話をしました。

開業はしたい、しかし開業するにあたって
どうしたらいいのか見当がつかないと言うのです。
アイデアもやりたい場所も料金設定もどういう運営かも、
まだ定っていないようでした。

ここからは僕とセッションです。
彼にたくさん質問します。
そうやって彼はある答えを出しました。

彼が出した答えというのが・・・
現在のお勤め先の院長先生と同じ手法で開業するということ。

立地条件や広告の出し方、ホームページの作り方から、
文言まで真似して開業しようと思っているようでした。

しかし考えてみてください。
これは暖簾分けでも支店を出すわけでもないのです。

僕から言わせれば、考えてないのと等しい答えだと思いました。

彼自身が自分の意思で開業するのです。
言ってみればその整体院は「彼自身の分身」でもあるのです。

それを現在の勤め先の院長のコピーというのはいかがなもんか?
ということを突き詰めて話をしました。

前回、前々回のメルマガでもお伝えしましたが
いろいろな場面で『自分で考える』ということが大切だと思います。

そのお勤め先の院長先生のやり方は「過去の成功」の前例に過ぎません。

その院長先生がその時代にその場所でやったから結果が出せただけなんです。
その過去の成功をなぞって同じ結果が出せるのか?ということです。

時代の空気感も立地条件もその土地の人の気質も、
ましてやパーソナルが全然違う人間が開業するのです。
絶対とは言わないが、真似はしないほうがいいということを真っ先に伝えました。

そしてそこから考える作業の連続です。
そうやって考えるところから物事は始まるんです。
だから考え続けるのです。

いきあたりばったりでうまくいった例もたくさんあるかと思います。
勢いも大事ですがビジネスというものは、
ちゃんと考えて事を進めることのほうが
よっぽどうまくいく確率が上がると私は思っています。
(でも独りよがりの考えすぎはダメですよ!!)

真似することから学ぶということもありますが、
開業という一世一代の勝負の時にそれをしますか?
そのまま真似したって所詮「二番煎じ」です。

よく飲食業界などにある例です。
ひとつある業態で成功すると次々似た業態のお店が出てきます。

その二番煎じのお店はポリシーがないので、
結局は価格競争に巻き込まれて自然消滅。

もしくはまた流行ってきた違う業態を真似して、
それを追い続けるという、延々とマネし続けるという
疲れることをしているのです。

でもそういうマネマネ企業のほうが次々と姿を変えて、
二番煎じをまっとうしてしぶとく生き残ったりしますがね(苦笑)
でも見ていて見苦しいですよね。

そして先ほどの彼はその次会った時にこう答えました。
「ホームページ作るときに先生のホームページのこの言葉使ってもいいですか? 」

僕は「・・・」

だからそれが違うのだよ!!(苦笑)

文章でもキャッチコピーでもまずは自分で考える。
それを放棄したら何も生まれません。
それを一緒に考えるならどれだけでも付き合います。
パクったり取り繕ってもあとで自分で恥をかくだけです。

というわけでまだまだ彼とのセッションは続くことでしょう・・・

しかしこの思考は彼に限ったことではありません。

いまでも私のホームページの中の言葉や、
「あたまの整体」という言葉を、
何も考えずコピーしている同業者がどれほどいるか。

僕はそれをみるとすぐに自身の言葉がコピーされたことに気がつきます。
だって私が考えて捻り出した言葉で書いたものですからね。

気に入ってくれたことは嬉しいのですが、
そういった先生のことをとても残念に思います。
考える力が無いのだなぁと。

考えることができないと、
常に何かに飲み込まれているのと同じことなんです。
そしてそれにさえ気がつかない状態に陥るのです。

この業界の多くの先生がそういうふうに考えることを放棄し、
成功しているように見える人の真似を
恥ずかしげもなくやっている現状に寂しさを感じます。

だれかがやった手法以外のやり方で、自分のしたいことを推し進めてください。
つまり「だれかが実現した成功」という前例には乗らないようにしてください。

「自分だけの何か」を用意して、
自信を持って歩いていけるように願っております。

次回は今回と逆の『失敗という前例に聞け』
ということをお伝えしたいと思います。

それではまた。

SOLECKA(ソレシカ)
古藤 格啓

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