その他の手技

【橋本典之】後は「お任せ」の気持ち

先生、こんにちは。
ソーラ・ヒーリングアソシエーションの橋本 典之です。

先日、HASHIMOTO SO-LA HEALING WSを開催しました。

そのWSの参加者は個性有る方々で
美容家さん、スピリチャルカウンセラーさん、お寺のお嫁さん、
JALのCAさん、コンビニの経営者さんとその業種は様々です。

そのWSの中で、ある質問を
スピリチャルカウンセラーさんから頂きました。

その質問は

「カウンセリングの後、私の話しが上手く伝わったのか?どうなのか?」

それが不安に思う事がある。
そんな質問でした。

その質問をもらった時に僕は、
「スピリチャルな方でもやっぱり人間なんだな」
そう思いました。

自分がやったこと、したことが
相手にどのように伝わっているのか?
どのように感じているのか?
やっぱり人間はそのように、やった後に感じてしまうのです。

たとえそれが「霊的」なメッセージでもそれを言葉で出す際には、
自分と言う個の媒体に通って発せられるので
その際に無駄な自我が生まれるのです。

そして誰もが一瞬「苦」を作り出すのです。
これはカウンセラーに限らず、われわれ治療家も同じで、
治療の結果がどうしても気になるところです。

そこには「自分」という存在がどうしてもあるのでそう思うのです。
「自分」という存在が、治療した結果。
そこにどうしても囚われてしまうのです。

「クライアントは不信感をもったのかもしれない」
「クライアントの自分の評価が下がったかもしれない」
などと勝手に妄想して
クライアントの心の状態を気にしてしまうのです。

それはなぜかと言うと、
先生方またはカウンセラー自身が
その評価を気にするという事は、

「クライアントから良く思われたい」
という思いがそこに存在するからなのです。

「良く思われたい」は見方を変えると、「自分を守りたい」
それが結果的には「自分が可愛い」という
自分の中に存在する本能的なものが
根本に存在しているという事なのです。

ですので、それはあたりまえの結果なのですが、
その当たり前の結果に人は翻弄されて苦しむというものです。

ではどうしたら、その本能的に苦しまなくて済むのか?
それは「やりきる」ということです。

自分を信じて、自分の出来ること全てを出し切り、
目の前のクライアントと向き合い、
接するという事を実戦するのです。

そうすると、自分の今あるもの全てをそこにさらけ出し、
100%出し切ることをすれば、
「もうこれ以上ない」という状況になるのです。

そうやって出し切ると、
あとは「お任せ」という気持ちが湧いてくるのです。

相手を治すのは自然治癒力という自然の力なのです。
自分に囚われた時点から自分が治すという
自惚れた気持ちに歪みが生じているのです。

やれることを出し切ることが自分に課せられた仕事であって、
天はそれ以上は何も求めていないのです。

後は「お任せ」で結果は寝て待っていればいいというものです。
そんな気持ちでクライアントと向き合えば、
安らぎのある毎日を過ごすことができるのではないでしょうか?

ソーラ・ヒーリングアソシエーション
橋本 典之


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