コラム 茨木 英光

一番多い質問

更新日:

こんにちは。

関節マスタードットコムの
茨木 英光(いばらき ひでみつ)です。

本日も10月に行われた、
40肩リアルセミナーでのご質問にお答え致します。
「施術をする際に力のかけ方、方向などを知りたいです。」
セミナーをする中でこの質問が常に最も多いものとなります。
それは当然です。

実際に会って練習をするわけですから、
自分が行っていることが間違っていないかを
何よりも確かめたくなります。

しかし受講生の中にはそのような質問はせずに
私の説明したことをすぐに正確に行える方もいらっしゃいます。

テクニックをする時の方向と圧はどのように行うのが最善なのか、
それをお話したいと思います。

私が行っているダブルモーションテクニックも
マイオモーションテクニックもアジャストも、
全て組織の可動性を改善するためのテクニックです。

私はヒーリング系のテクニックは全く使用していません。

この「可動性」こそが私の最も重要視するテーマなのです。

ですから触れているだけのテクニックとは違って、
ある程度の力で押圧をしています。

この「ある程度の力」をみな様と共有するために、
以下の内容がとても大切になりますので、
ぜひ深く理解していただきたいと思います。

1 押圧の方向を理解するために

まず始めに習得することは患者様が痛がらないようにすることです。

施術中に分からなければ患者様に「痛くないですか」と聞けばいいのです。

もしくは表情を見て痛がっていないかを確認しましょう。

それから、ここからが大切なのですが、
押圧という表現を使っていますが、
「圧迫」とは違うということです。

筋肉に対する施術というと、どうしても
「押す・もむ・たたく」
というイメージがありますが、

元来筋肉というのは圧迫に対しては非常に弱い組織なのです。

ですから肩を後ろからグイーッと押されてもつらいだけなのです。

では何をすべきかと言うと、
「はがす」ということが必要になるのです。

具体的に肩の筋肉で言いますと、
僧帽筋の下には頭板状筋があります。

その筋溝を狙って指を入れ、
2つの筋肉が密着しているのを剥がすのです。

そうすると2つの筋肉に可動性が回復し、
肩がガチガチだったのがその場で軽くなる訳なのです。

そのためには、正確に筋溝を剥がす解剖学を理解する必要があります。
強さや方向が全く分からないという方は筋溝はどこにあるのか、
とりあえず首と肩に限定して勉強を始めると良いと思います。

そうすれば今までよりも施術の視野が広がって行くことを
すぐに実感できるようになります。

ですから、押圧の方向を理解するためには、
なにより筋肉の解剖学的知識が必要ということになります。

2 最適な押圧の力とは

最適な圧とは、自分のイメージしたものが
指で表現できたときの圧ということになります。

「僧帽筋と頭板状筋の間に手を入れてここの可動性を付けたい」

自分がそう思った時に、どれだけ正確にイメージできるかが
成否の鍵となります。

イメージどおりに指が入って行くと、
ミルクレープの横から指を入れていくような感覚が生まれます。

ニュルニュルっと指が筋溝に吸い込まれていき、
術者の手にとても心地よいものがあります。

もちろん患者様にとっても爽快感があって
「痛気持ちいい」
「そこもっとやって欲しい」
と仰います。

施術というものは術者も患者様にも
お互い気持ちの良いものでなければなりません。
患者様が一方的に痛がっているようなやり方は
正しい施術ではありません。

患者様も術者も、この一体感に包まれてないとしたら、
やはり正しく筋溝を捉えられていないということになります。

患者様が帰ったら、もう一度解剖学の本を開いて確認しましょう。
最近では解剖学も3Dでグルグル回しながら
どのような角度でも見れるアプリがありますから、

ぜひ購入してどの角度で指を入れて行けば最も奥まで到達できるのかが
とても理解しやすくなりました。

ぜひ購入してみてください。

まとめますと、
押圧の強さや方向はイメージ力で決まるということです。

体の中のイメージができていない程、力や方向が気になるのです。

しかしイメージができていると、施術の際に目をつぶって
そのイメージに集中して指を入れて行けるようになります。

じゃあ、茨木は完璧なイメージが出来上がっているのか?

いえいえ、そんなことはありません。

私もここ一番の勝負どころでは、
患者様にお待ち頂いてタブレットを持って来て、
その場で筋溝の確認をすることがあります。

そうすると筋溝の間に血管や神経が挟まれている箇所があったりして
そこが痛みやしびれの症状の原因となっていると発見することがあります。

そのイメージをインプットした上で施術を行うと
どこの治療所に行っても改善できなかった
不思議な症状が良くなることが多いのです。

私は患者様の目の前で調べ物をすることは全く恥ずかしいと思いません。

むしろそうやって全力で取り組んだ方が良い結果が出ますし
自分の成長スピードが圧倒的に早くなります。

いかがでしたでしょうか。

圧や方向で悩んでいる方がいらっしゃいましたら、
ぜひイメージ力を鍛えていって下さい。

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