コラム 古藤 格啓

『知らないということ』

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先生、こんにちは。
ソレシカのコトーです。

東京でも寒い日が多くなってきました。
これからの時期は自分の体調管理が大事になってくる季節です。
そして年末も見えて来てなんとなく焦る季節。
少しゆっくりめな気持ちが大事かもしれません。

今回は「知らないこと」ということについて。

なんでもそうですがはじめはわからないことばかり。
自分の中で新しいことを始めるにあたっては
怖さが先立つ人も少なくないでしょう。

新しいことをやるにあたって過去の事例がなかったりすれば
余計に二の足を踏んでしまうかもしれません。

あくまで僕の場合ですがその解決法がこれです。
「新しく始めることに対してへんに知りすぎない」ということ。

普通は逆ですよね。
ネットで調べて、人に聞く。
そうやってじっくりリサーチしてから
始めることがほとんどかと思います。

僕の場合はだいたい一般的な順序のその逆のことをします。

例えばカイロベーシックから出ている僕の
「ことう式あたまの整体R」などもそう。
このオリジナルの頭蓋骨調整法の始まりは
自分の体調不良がスタートでした。

頭蓋の調整については恥ずかしながら動くとも思っていなかったし、
ましてや調整という概念もありませんでした。
もちろん専門学校でも一切頭蓋のことには触れませんでした。

つまりこの仕事をプロとして始めてから何年もまったく
意識していなかった部位。

それまで全身を調整するということを掲げて整体をやっていたのに
それは頭蓋以外の部位を調整しているにすぎませんでした。

それが2005年に自身の身に起こった突発性難聴、耳鳴り、蓄膿を伴う
ひどい副鼻腔炎、そこから起こる頭痛、右目の視力の急激なダウン
という体調不良がきっかけで入院。

そして鼻中隔矯正という手術を受けて1週間ほどで退院。
副鼻腔炎と頭痛が改善しました。

そして退院後に気がついたのが自分の頭蓋骨の捻れ。
退院した数日後に顔を洗った時に気がつきました。

その瞬間ひらめきがあったのです。
これだけ捻れているということは頭蓋骨の調整で
自分の抱えている不調が改善するのではないか?
ということです。

しかし世の中にはすでにオステオパシーをはじめとして
頭蓋骨の調整をする方法がとっくにありました。

知らないということは幸せですね(笑)
知識が未熟な自分が恥ずかしくもないわけです。

つまり知らないということがまだわからない。
大発見だ!!なんて思ってハイになっているわけで。
まぁ幸せもんです(笑)

しかし自身の体調不良が改善できそうだという直感があったので
まずは休みの日に池袋のジュンク堂とたにぐち書店に行って
頭蓋骨の専門書を10万円以上買い込みました。

そこで読み漁った何冊もの本。
しかしなかなかすべてを読むこともできず途中で放り出してしまいました。
難しいし今まで知識がなかった部位なので楽しいのもあったのですが
本の内容が堅すぎてイヤになってしまったのです。
いけませんね(苦笑)

その時に放り投げた本はあれからあまり開くことはありませんでした。
今でもほとんどそのまま本棚に並んでいるだけ(笑)

でもヒントはそこでいただきました。
そこから自分の頭蓋を調整するべく毎日あたまを触るように。

するとちょっとずつ耳が聞こえるように。
視力もアップ。
鼻の通りもよくなり風邪もひかなくなりました。

そんなある日当時よく通っていたクライアントの女性が
頭蓋骨調整を本格的に始めるきっかけになりました。

「先生、今日は施術でして欲しいことをお願いしてもいい?」
「何?」
「こんなことお願いしたら失礼になるかもしれないんだけどちょっとリクエスト」
「???」
「軽くあたま押して欲しいの」

これはもう運命でした。
このひと押しが僕の整体師としての未来を決めました。

軽く押しただけなのにその施術後に頚椎を触ってみたら
いつもやっていた施術の後よりも数段上の結果が。
自分で自分の出した結果に愕然としました。

これにびっくりした僕は(今にして思えば大変失礼ながら)現場で
クライアントの頭蓋骨で少しずつ試しながら結果を出して行きました。
これは頭蓋骨の知識が無かったからできたこと。
今考えると恐ろしいことです(笑)

ここから自分なりの研究が始まるのです。
10年以上前のその頃はまだネットもそこまで発達していなかったので
頭蓋骨の知識もあまり見当たりませんでした。

ましてや映像なんかあるはずもなく。

そこでセミナーに行きたいと考えましたが情報がない。
今のネットの世界とは本当にありがたいものです。
どんなマニアックな情報にもほぼ行き当たりますもんね。

僕と同世代の先生であればわかると思いますが
当時は治療家向けの雑誌や小冊子などに小さく載っているだけで
なんの情報もありませんでした。

例えそこで頭蓋関連のセミナーを見つけてもそれ以上なんの情報もない。
怪しそうな文言が並んでいたのもあって
そこからなかなか一歩が踏み出せませんでした。

しかし来る日も来る日も施術で頭蓋調整を入れていると
それなりに結果がついてきたり自分でも想像すらできなかった結果が
出るようになってきたのです。

無知というものは恥ずべきことではないというのが持論でもあります。
ここで先達の先生方に頭蓋骨のことを聞いてしまうことが
果たして自分のためなのか?と考えました。

そこで決意したのは自分で頭蓋骨の施術を構築していこうということ。

無知でも進んでみよう、そして壁にぶつかった時に縁のあった先生に
教えていただこうと考え独自の道を歩むことを決めました。

(つづく)

SOLECKA(ソレシカ)
古藤 格啓

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