茨木 英光

「太ももの後ろの突っ張りは腰が原因なのか」

更新日:

先生、こんにちは。
茨木英光です。

太ももの後面の突っ張った感じやしびれを訴える方は
先生の治療院でも多くいらっしゃるのではないでしょうか。

このような方が病院に行くと腰のレントゲンを撮って、
若干の変形を指摘されて
「ここが原因で神経が圧迫されている」
と言われます。

しかし本当に腰が原因で
大腿後面が張ったりしびれたりするのであれば、
腰痛があるはずです。

それもかなり強い痛みです。
しかしこの方を仰臥位でSLRを行うと80度くらい上がり、
痛みも増強されるわけではありませんでした。

本当にヘルニアの方であれば
30度くらい上げただけで激痛が走ります。

では、この方の真の原因はどこにあったのでしょうか。

これは梨状筋と坐骨神経との接触によって
大腿後面の痛みが現れていたのです。

腹臥位で大転子を両方さわってみると、
患側の方が外側に変位しているのがすぐに分かります。

患側を上にして股関節のDMTを行って
大腿骨頭を寛骨臼の中に入れていきます。

このことで梨状筋の起始と停止が近づいて、
梨状筋は緩むことができるようになります。

次に大転子の裏にある小殿筋の停止部についてです。
小殿筋のように細くて長い筋肉というのは
変位しやすいという特徴があります。

ハンガーにかけておいた服が
ズルっとずれるような感じで位置が変わってしまいます。

小殿筋は大転子の下方にズレるのです。
これをMMTを使って上方に戻していきます。

この2つの操作で大腿後面の痛みは改善されました。

この症状は本当に多く見受けられます。

なんでもすぐに腰や首に原因があると
診断されすぎだと私は思っています。

本当に頚椎や腰椎に問題がある場合は、
首や腰が痛くてたまらないのです。

そこを無視して画像診断が第一とされてしまうところに
現代医療の大きな問題があるのです。

患者さんの言うことが何よりも第一なのです。
自覚症状とは、とても精密であり、
気のせいで痛むということは絶対にありません。

「あなたは神経過敏だから」
「ストレスのせいだから」

これは術者の能力が足りないから
適当に言っているだけなのです。

患者さんの言うことに必ず原因が隠されていると信じて
施術を行ってみてください。

必ず正しい結果が現れます。

すぐに使えるおいしいテクニックより、
何よりも必要なのは解剖学的知識なのです。

そうすれば施術のレベルは3段階くらい一気に上がります。

ありがとうございます。

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茨木英光

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-茨木 英光

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