先生、どうも!
関節アングル整体代表の松本恒平です。
卒業の時期になりまして、
日本列島桜の開花が始まりそうですね。
うちの娘が卒園になりまして
本当に早いなって思っています。
娘が小学校に行くまでに「手技を極めよう」と誓い
娘の成長と共に私も成長できたと思っています。
私は、施術をする時に、足からチェックをします。
遠くから見て俯瞰しながら見る事が大事です。
患者歴史、時間を俯瞰して検査します。
もし、子供だといきなり頭にいって
施術をすると嫌がります。
足、骨盤、胸郭、頭蓋の順番で見ていきます。
身体に液体が存在するか?
液体がなければ、潤いが無ければ
それは「問題点」です。
関節アングル整体で、水の動きは大事な要素です。
足に触れていても、膜の動き・蝶形骨の動きが分からないといけません。
膜というのは、動脈、静脈、骨は
その膜の水の中に伝わっています。
そして、神経も液体に浸かっている状態です。
その伝達を足元でかんじとれると蝶形骨の動き
蝶形後頭底結合の動きが分かります。
足に触れて、上に上がる方が、蝶形骨は捻転しています。
そこで足が外旋位を取るなら側屈の動きになります。
大事な要素として、
病変=問題点=構造として捉えるか?
ただ、病変は、原因ではないのです。
動かないということが本来病変で治療をすべきところです。
その中で一番問題点の所へ触診で連れて行ってくれます。
【足で蝶形骨の治療をする時】
アングルをとります。
ASISの低側を外転していきます。
(子供ならニュートラルポジションでもOK)
仰向けに寝てもらい、両足踵を術者の掌にのせます。
そして、患者の動きの良い方をチェックします。
動きの良い方へのバリアへ持っていきます。
そうすると流れが良くなるアングルがあります。
そこで、右手と左手の間で「支点」を作ります。
あやとりでいう真ん中のポイント、
シーソーの真ん中でバランスの取れたところ。
バランスが取れると一瞬、止まるところがあります。
そこでキープします。
そうすると患者の身体から反発する力が出てきます。
その反発と両手のバランスのポイントをキープしていると徐々に
足の動きが良くなり、骨盤、胸部と動きが変わってきます。
そうすると最終的に蝶形骨までバランスが取れ始めます。
時間的に早ければ2分以内。
ただ、骨の中の体液までを調整するとなると
5分~10分前後は必要かもしれません。
時間を要すると思われるかもしれませんが、
体液の流れをスムーズにすると戻る事はありません。
むしろ、回復が早まります。
それは、神経が液体に浸かっているからです。
無駄に手数を打って施術をしなくてよくなります。
足の治療だけで終わります。
私達の仕事は、組織を解放し、
バランスをとらせて、治りやすい体にしてやること。
「支点」でしかありません。
あなたも患者さんの支えとして、
体の悪い所を流してあげて下さい。
本日は読んでもらいありがとうございました。
関節アングル整体
松本 恒平