茨木 英光

「固定する前にすべきこと」

更新日:

先生、こんにちは。
茨木英光です。

手の痛みの問題が起こると、
テーピングで固定するというのが一般的です。

でも固定する前にしなければならないことがあります。

骨の位置の矯正です。

手を傷めるということは、
スポーツなどで手を激しくついたり、つき指をしたり、
大きな外力がかかった結果起こるものです。

ですから骨の位置が微妙に変わってしまっているのです。

これはレントゲンを撮影してもほとんど分かりません。
本当は左右の手を撮影して比較すれば分かるのですが
整形外科で両方の手を撮影してくれるところは少ないのです。

矯正するためには骨の位置を
正しく知らなければなりません。
手と言う部位は案外苦手な先生も多いのではないでしょうか。

歪んだままで固定しないで、
位置を戻してから固定するとすごく回復は良くなります。

手で最も触診しにくいのが手根骨ですが
手根骨を覚える際におそらく横に覚えたと思います。

近位手根骨 豆状骨 三角骨 月状骨 舟状骨
遠位手根骨 有鈎骨 有頭骨 小菱形骨 大菱形骨
まずはこのように横ならびで覚えます。

でもこれだけでは臨床に足りないのです。

臨床で使うためには縦で覚えるのです。

小指中手骨→有鈎骨→三角骨(豆状骨は三角骨に付着)
薬指中手骨→有鈎骨(鈎の付近)→三角骨
中指中手骨→有頭骨→月状骨
示指中手骨→小菱形骨→舟状骨
母指中手骨→大菱形骨→舟状骨

このように覚えると触診が非常に楽になります。

たとえば、有鈎骨鈎は薬指の根本にあることがわかります。
それから、中指をたどっていけばそれが有頭骨です。

それから、注目してほしい箇所が
小指と薬指の二本が有鈎骨に集合していること
大菱形骨と小菱形骨が舟状骨に集合していること

このように3つの骨が集まっているとことはズレがおこりやすく、
痛みのでやすい箇所となります。

三角の積み木を3つきれいに合わせようとすると難しく、
すぐに隙間ができてしまうことを想像すれば
分かりやすいと思います。

このように縦に手根骨を覚えるだけでも
手首の痛みに対して正確に施術ができるようになりますから
ぜひご自身の手根骨で縦に触る練習をしてみてください。

12月12日に肘と手のスポーツ障害について
動画の撮影をしてまいります。

そこで手根骨について詳しくお話する予定ですので、
来年の春までには発表となると思いますので
ぜひそちらも御覧ください。

ありがとうございました。

関節マスタードットコム
茨木英光

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