松本 恒平

一次呼吸から考える手技の手順(松本恒平の考え)

更新日:

先生、こんにちは。
癒楽心体療法・関節アングル整体
代表の松本恒平です。

1次呼吸から考える施術ですが、
(1)仙骨の可動性減少
(2)仙骨の骨内の問題・仙骨自体の圧縮

まず、ここで仙骨の形状をみると
もともとはそれぞれの骨に分かれていて癒合をしていく
だいたい25歳前後で完全に癒合をする。

(1)仙骨の可動性減少
これは、
腸骨との可動性減少
腰椎との可動性減少
仙骨の骨膜、仙骨前筋膜・腹膜の可動性

まず、これがあると蝶形骨後頭骨にも
問題が出ている可能性がある。

後頭骨には延髄がある。
延髄の機能には、循環、呼吸、嘔吐、
嚥下、唾液の問題が関係する。

特に1次呼吸と言っているので、
呼吸器(発生学的な呼吸・胚子の呼吸などもありますが。)
延髄での呼吸→後頭骨→後頭下三角→
C2硬膜付着部→横隔膜→骨盤隔膜→仙骨
と、個人的につながりを感じている部分。

(2)仙骨の骨内の問題・仙骨自体の圧縮
癒合がおかしくなったケースや
尻餅などの衝撃によって骨に圧縮がかかるケース。

壁を殴ってへこんだようなイメージ。
へこんだままで何年もくるからややこしいのです。

しかし、これもOWTのテクニックを用いれば
この圧縮をしているところを代謝させて、
再生させて動きを付けて元に戻せます。

【腰痛で来られたケース】
寝ていて足を延ばすと痛い
長時間座っていて立ち上がろうとすると
右の腸腰筋・腹部が痛い。
腰を伸ばすと辛い

【視診】
(後ろ)左の腸骨が下がっている。
(右横から)腸骨が前方に行き、前かがみ気味
(左横から)腸骨が後方にいき下方に行っている。
おじいちゃん体系になっている

T12付近から右に側弯していく。
仙骨の可動性減少・骨内の圧縮
(筋力検査)右の足L2/3 T11/12/L1の弱化 

可動性を検査すると仙骨の可動性減少
左腸骨の可動性減少がありました。

仙骨底が、左後方。
腸骨も左後方なので腸骨と仙骨を同時に矯正。
仙骨・胸椎の可動性が出てきました。

しかし、あおむけにねてまだ足を伸ばすと違和感が出る。
そうすると右仙骨の全面に緊張が強い
横隔膜が吸気で下がらない。

結果、右の大腰筋と横隔膜を
優位治療検査で右大腰筋を施術。
横隔膜の動きも若干まだ残るので一段抜きをする。

関連する後頭部をみる。
触ってみると硬結がひどい。
そして、OWTで行きやすい方にもっていき牽引をかけていく。

リリースしていくとその違和感が消えていく。

【再度、検査】
吸気で筋力検査>>>弱化
呼気で筋力検査>>>強くなる。

再度、座位で頭部を検査。
右の後頭窩三角がまだ座位では問題あり。
そこを座位でOWTとリコイルで矯正。

再度、検査して筋力があがる。

これでOKでした。

後に、患者さんに呼気側を
多めに呼吸を繰り返してもらう。
二次呼吸を使い、一次呼吸を正常にしていく。

こういった検査を知っておき、技術をやると
非常にスムーズに施術ができるようになります。

触診>検査>テクニック

これが当たり前ですが、
どこから問題が起きているのかを
テクニックに当てはめないこと。

まずは、体を見て、体からの声を聴いて、
それに対してどの組織(筋肉、膜、骨、神経・他)に
やるのかを感じ取り施術をしていきましょう。

結果、時間も短縮されて的確に手技ができるようになります。

本日も読んでもらいありがとうございました。

関節アングル整体
松本 恒平

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