コラム 茨木 英光

「アジャストの上達に必要なこと 3」

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こんにちは。

関節マスタードットコムの
茨木 英光(いばらき ひでみつ)です。

本日もどうぞよろしくお願いします。

今日はアジャストの練習方法についてお話ししたいと思います。

アジャストを施術に取り入れてみようと思っても
なかなか練習する機会がないという方も多いのではないのでしょうか。

練習相手が身近にいると一番いいのですが、
一人で開業している場合だとそうもいきません。
それでも練習できる方法をいくつか考えてみましょう。

1 セミナーに参加する

矯正セミナーも探せばあるかと思います。

カイロプラクティックのアジャストや整体の矯正など、
いくつかの種類のセミナーがありますが、
種類は気にせずに背骨の矯正に関するセミナーに参加してみましょう。

まずは背骨が動く感覚をつかんでいただきたいのです。

セミナーの講師の矯正法をそのまま施術に取り入れる必要はないのですから
まずはいろんな矯正法を学んで、その後で独自に正確性を高めていけばいいのです。

ですから矯正のセミナーがあればぜひ参加してみてください。
しかしどんなセミナーでも、講師の言うことを鵜呑みにするのではなく
なぜその技術を自分が行うのか、解釈することを常に心がけてください。

2 家族に試してみる。

身近な人から練習させてもらいましょう。

私はまだ学生だった頃、アジャストがうまくなりたくて
脊柱模型とポータブルベッドを買って練習をしていました。

家族にもよく練習台になってもらいました。

しかしなかなかうまく矯正できなかった思い出があります。
それでも練習をこなして行くことが上達する唯一の道ですから
諦めずに頑張りましょう。

始めは腰をバリバリっとひねるだけでかまいません。
関節が鳴る時もあるし、ならない時もある。
それくらいの気楽な感じで取り組んでみてください。

治療ベッドがなくても床でも、ねじる矯正だったらできますので
積極的に挑戦してみてください。

3 アジャストの上手な先生の施術を受ける

施術を受けることも大切なことです。
矯正の考え方が自分と合っているのか、矯正のスピードや正確性など
いろんな先生の施術を受けてみてください。

その際には自分が手技療法家であることを始めにお伝えしたほうが
いろいろとコツなどを教えてくれやすくなります。
同業者お断りと言われたなら他の治療院に行けばいいだけです。

4 アジャストのDVDを見る

私は古谷先生のアジャストDVDをお勧めしています。
「何だよ、結局宣伝かよ!」
と思わないで、私の通ってきた道を含めて聞いて頂きたいと思います。

なぜ私が古谷先生の矯正法をお勧めするかと言いますと
私も古谷先生と同じ「師匠」からアジャストを学んだ者だからなのです。
「師匠」のことを仮に「A先生」とさせて頂きます。

私は高1のときにカイロプラクティックにあこがれて
高校を卒業したらカイロプラクティックの養成学校に入学いたしました。

そこでディバーシファイドテクニックやガンステッドテクニックなどを学び
矯正はある程度できるようになっていました。

養成学校を卒業してからは病院に就職したのですが
まだ学び足りないと感じていたので、勤めながらカイロの学校に再び入学いたしました。

そこでお会いしたのがA先生でした。

A先生の矯正はとにかく上手くて正確でした。
どのようにすれば変位している椎骨だけを動かせるのか
その理論と実技がずば抜けていました。

私は今でもA先生が日本で一番矯正が上手いのではないかと思っています。

「変位した椎骨だけを動かすためには、間接手を使って他の椎骨を固定する。
そしてねらった椎骨だけを矯正する。」
A先生はその理論と実技を私たちに分かりやすく教えてくださいました。

A先生の矯正は変位した椎骨だけが動きますから、
正確でしかも術者の動きが小さいのです。

バキバキーッというような派手な矯正はひとつもありません。
ほとんど動きのないまま椎骨がポコッと動くのです。
それが後頭骨でも上部胸椎でも、下部腰椎でも、難しい箇所でも自由自在でした。

足根骨までポコっと矯正したのを見た時には驚きでした。

私はこの学校に入学するまで、ある程度矯正に自信がありましたが
間接手の使い方は知りませんでした。
A先生のされる矯正には目からウロコなことばかりでした。

そのA先生のテクニックを最も熱心に学ばれたのが古谷先生でした。
お勧めする理由はこういう所にあります。
アジャストの正確性を高めたい場合は古谷先生のDVDをぜひご覧になってください。

5 自ら練習会を企画する。

これが最もいい練習法だと思います。
まずは同じ志をもつ施術家3,4人が集まって
DVDを見ながら練習していきます。

講師の先生がその場にいないため多少遠回りな感じがありますが、
自分なりの技術でも関節が無理なく動けば
うまく出来ているということです。

ビデオ撮影をして自分の矯正をチェックしながら検討すると
さらに上達が早くなります。

練習会が定期的に行われるようになったら
どなたか上手な先生を一度お招きしてみてもいいかもしれません。

矯正を施術に取り入れてみたい仲間がいたら
ぜひ練習会を行ってみましょう。

6 患者様に矯正してみるには

ある程度矯正に自信がついたら実際に施術で使用してみましょう。
先ほど家族に腰をバリバリという話をしましたが、
施術においても腰を伸ばす感じで回旋を加えてみましょう。

「腰を伸ばしますね。」と言ってから行えば、矯正音が鳴らなくても
ストレッチのように操作できますので安心です。

始めは腰全体を伸ばすように練習して、
上達すれば1つの椎骨だけを伸ばすようにすれば
椎間関節が動く感じが体得できます。

それができたらモーションパルペーションで
変位のある腰椎を探し出して、そこだけを動かせるように
レベルアップしていきます。

上部腰椎でも下部でも、どこでもできるようにしていきましょう。

ただ、ぎっくり腰などの急性腰痛は避けましょう。
痛みが治まってから矯正してください。

私は急性腰痛の場合は、
初回はダブルモーションテクニックを使用して痛みを半減させ
3,4回目の施術で矯正を行う場合が多くあります。

矯正をすることで腰椎の可動性を取り戻せ
腰痛が一気に良くなります。

今日はアジャストの練習法について考えてみました。

なかなか練習する機会は少ないかもしれませんが
安全性の高いテクニックから積極的に使用していきましょう。

無理なアジャストをしない限り危険なものではありません。
本来、矯正は施術効果の高いテクニックですから
ぜひ正確性を追求して取り組んでください。

アジャスト上達の考察はまだまだお話したいことがありますので
今後もうしばらくお付き合い下さい。

次回はモーションパルペーションについてを予定しています。

ありがとうございました。

関節マスタードットコム
茨木英光

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