コラム 茨木 英光

書くことの重要性

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こんにちは。

関節マスタードットコムの
茨木 英光(いばらき ひでみつ)です。

最近はパソコンの普及で書くことが少なくなってきました。
昔は手技療法の世界といえば
ベッドひとつあればやっていけるという時代でしたが、
こんな私たちの世界でも今ではパソコンは欠かせない存在となっています。

それだけに手で書くということが少なくなってきました。
この原稿もパソコンでないと受け渡しが出来ない時代になっています。

手で書くことが本当に少ない時代になっていますが、
やはり手で書くということが大切だと最近よく感じています。
今日はそのあたりをお話ししたいと思います。

「ノート術」という言葉を検索すると
いろんな方法や本が紹介されています。
有名な社長さんがよくノート術についての本を出版しておられます。

ノート術とは手帳とはまた違って、
スケジュールに加えアイデアや出来事の感想、
写真などを貼り付けるといった
大人の絵日記といったところでしょうか。

私もこのノート術を実践しています。
願い事、反省点、感想、セミナーの参加名簿、参加者の写真、
その日にすべきこと、初めてお会いした人の名前、名刺の貼り付け、
勉強ノートとして、日記、新聞のスクラップ

このようなことをすべて一冊のノートに書き込むようにしています。
日記帳であり、スケジュール帳であり、ネタ帳でもあります。

ですから、手で書く量はけっこう多い方だと思っています。
毎日手書きを続けていると、字を綺麗に書きたいと
思うようになってきました。

そこでペン習字を少しずつ続けています。
始めは日本語のペン習字をしていたのですが、
今は英語の筆記体の練習をしています。

それから、ひらがなではなく
漢字をちゃんと書こうと努力しています。
漢字はたくさんありすぎて、ついつい簡単な言葉で誤魔化したくなります。

例えば、「爽快な気分だった」と書こうと思っても、
爽快という漢字を調べるのがついつい面倒になって
「気持よかった」と思い出せる漢字で表現したくなります。

自分の頭の中にある語彙を減らさないためにも
ちゃんと調べるようにしています。

最近ではなんでも「ヤバい」という言葉が使われます。
美味しい、嬉しい、悲しい、感動した、素敵だ、
これらの感情的な表現はすべてヤバいの一言に集約されてしまっています。

これも漢字で表現することが難しいということが
要因ではないかと思っています。

それから、字を綺麗に書くと言う点においては、
とめ、はね、はらい、をしっかり書くことと、
線を平行に、等間隔に書くということが重要になって来ます。

例えば、目という字は、横線を平行に、
等間隔に書かないと綺麗に見えません。
急いで書いていると、ついつい横着に書いてしまいがちですが、
なるべく丁寧に書くように努力しています。

このように手書きを実践していくことは、
手技療法の技術向上にも大切な役割を果たしているのだと
私は思っています。

先ほどの目という字ですが、
横線と縦線がピッタリ合わさっていないと綺麗な字になりません。

そういう細かい点に気が付かないと、患者様の問診から、
解決の方法を見いだせないのではないかと思っています。
直接は関係ないのかもしれませんが、一事が万事です。

また、気付いた点を書き込むことによって、
同じミスを繰り返さないようになります。

人間は案外同じミスを繰り返していることが多いものなのです。

また、ひらめきを書き込んでおくことも大切なことです。
人間の頭は高速な紙芝居のようなもので、
次々に思い浮かんでは、記憶の彼方に消えてしまいます。

ですから、思い浮かんだアイデアはすぐに書き留めてしまわないといけません。

私は、世の中のすべての法則は、磁力線のように、一方から放射されて、
もう一方に戻ってくるのではないかと思っています。
潮の満ち引きも、経済も、人間関係も、人体の真理も。

たとえば、ある新患さんが来たとします。
この人が誰も紹介してくれなかったら、
その人はいつかは来なくなって、
一方から入って、そのままもう一方に抜けてしまいます。

でも、誰かを紹介してくれたら、
磁力線のような循環が始まり、経済的に潤います。

人に親切にされたときに、少しお返しをすると、
また親切が生まれて循環が始まります。

こんな感じで、磁力線の動きというのは
全てに当てはまるのではないかと思っているのです。

それが手技療法にどのように役立つのかはまだよく分かっていません。
血液の流れなのか、脳脊髄液の流れなのか、
または全く違うシステムが体に存在するのか。

でもそう思いついたことはノートにメモしてあります。
将来何かが分かった時にそのメモをもう一度見返してみるのも楽しいものです。

新聞のスクラップでは、嬉しい経験をしたことがあります。

以前に、右腕を事故で失った看護師さんが掲載されていました。
その方は努力の末、ロンドンパラリンピックでの水泳で入賞をされています。

その記事に感動してノートに貼り付けていたのですが、
7年後にその方の講演会が近くであることを知りました。

私はこの講演会に行き最前列に座り、
終わったらすぐにその方に駆け寄りました。
7年前の記事を貼ったノートを開き、そこにサインをお願いすると
その記事を取って置いたことにとても喜んでくださいました。
そのサインは今でも私の大切な宝物となっています。

このようにノート術とは、過去と未来の自分と会話することができます。
毎日書くことは面倒な時もありますが、
3日坊主も繰り返していくことによって、
大事な財産となって蓄積されていきますから、
ぜひ試してみてください。

ありがとうございました。

関節マスタードットコム
茨木英光

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