その他の手技

【橋本典之】不安やパニックの人達

これだけTVで不安を煽る事を連日放送されたら、どれだけ健康な人でも病気になるのではないかと思ってしまいます。
確かに怖いのはわかります。
特効薬もない、ワクチンもない状況では誰でも不安になるでしょう。

でも良く考えてみて下さい。
インフルエンザでもワクチンを打たなくても、薬を飲まなくてもインフルエンザにかからない人もいます。
そして、ワクチンや薬があっても年間1000万人の人がインフルにかかり、1万人の人が亡くなるのです。

僕の意見ですが「心配しすぎ」だと思っています。
クライアントに神経症やパニックの症状をもっている方が何人かいます。
その方々の訴えには共通点があります。
具体的に言いますと、「自分は感染しても仕方がない。でも自分が感染源になってしまったらどうしよう」と言うのです。
そして、感染源となってしまい、周りからどんな目で見られるのかまで考えているのです。
彼ら彼女らは、先の先までの事を凄く考え、心配してしまうのです。
それが彼ら彼女らの思考のパターンなのだと思いました。

そんな彼ら彼女たちのような人達はこの日本には何十万人もいるのだと思うと、TVの影響は凄いものだとつくづく感じるのです。
不安を煽ることで視聴率に影響することは容易に解ることですが、その放送で普通以上に苦しむ人がいることを知ってもらいたいと思うのですが・・・・

このように、神経症やパニックなどの病気を持っている方の思考は、僕らが考えている以上の事を常日頃から考えている訳です。
それが結果的に症状として表れているのですから根が深いと思わざるを得ないです。
でも、彼彼女達の心を落ち着かせるようにお話しすることで、冷静さを引き出すことも可能です。
それは、目のまえに不安で苦しむ人が、どうやったら安心してくれるだろうか?とただただ考えて話す事です。
自分の事のように考えて、真剣に向き合う事で糸口が見つかるのです。

不安に感じるのは、神経症やパニック症の方たちばかりではありません。
一般のクライアントの中にも、いつもより不安が出てきてしまっている人はかなりの数いるのです。
症状はもとより、チャクラやエネルギーでそのことを良く感じることができます。
毎月のように来るクライアントのエネルギーは、さまざまな思考の変化や環境の変化にも素直に表れてそれを表現されているのです。

「人は自分で考えている以上に不安を感じている」というのが僕のクライアントの見方です。
上っ面の肉体レベルではわからないものも、次元の高いレベルでは正直にそれを表現しているのです。
頭で考える不安と潜在意識で考える不安ではそのレベルも質も全く違うものなのでしょう。
潜在意識では「死」というものをダイレクトに感じて、恐れているということなのでしょうか。

我々治療家ができることは、この難局を一緒になって乗り越えて、次の時代の先導者になると言う事です。
この出来事は間違いなく歴史に残る出来事です。
我々が、その現場に立ち向かい、何を感じて、何を思い、どう行動していくのか?
このような歴史上の変革はアセンションなのだと思っています。

不満や愚痴を言って思い悩み苦しむのか、それとも勇気をもって乗り越え夢と希望で生きるのか?
その意識の次元は雲泥の差が表れてきます。
まさしく次元の上昇が起きていると僕は感じています。

不満や愚痴が多くなれば自らのエネルギーは低次元のエネルギーと化し、夢と希望をもつことが高次元のエネルギーと化すのではないでしょうか。
僕は夢を良く見ます。
先日も二極化に分かれるという夢を見ました。
多分そのような時代になるのではないかと思っています。
新しい時代はすぐそこに来ているとしか僕には思えないのです。
大変な時代ですが、この先にはかならず光が輝いているはずです。
皆さん頑張って新しい時代を生きましょう。

ソーラ・ヒーリングアソシエーション
橋本 典之


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