先生、こんにちは。
ソーラ・ヒーリングアソシエーションの橋本 典之です。
痛みに対して敏感なクライアントは治療後の痛みにもとても敏感に反応しますね。
そう「揉み返し」です。
僕の治療は触らない治療ですが、触る治療同然に揉み返しのような現象が起きる場合があるのです。
身体の痛みのほかに、熱が出たり、吐いたり、 頭痛やめまい、寝込んだり。
触っていないにも関わらず痛みなどの症状が現れます。
それはなぜなのか?
身体と言うものは入れ物なので、さまざまなものを貯める、貯め込む習性があると思っています。
入れ物である身体の容量がいっぱいにあふれてしまった状態が身体症状です。
触る治療で痛みが出るのは理解できるのですが、ほとんど触らないのにどうして痛みが出てくるのでしょうか?
触らないと言っても、物理的に歪みは矯正されていますし、筋肉に大きな変化も現れるので老廃物の排除は必ず行われるはずです。
それ以外にもネガティブなエネルギーを放出させるため重いエネルギーは排出されていきます。
エネルギーとして身体から解放されていくため治療中やその直後は調子がすこぶる良い状態ですが、その後、エネルギーとして身体から抜けた後に、そのあとを追うように次元の低い分部である肉体にも現象が表れてきます。
その際に痛みや熱なども伴う時があります。
ネガティブなエネルギーにより歪められていた肉体は、その解放の後に肉体を正常な状態に戻そうとします。
その際には歪みが大きければ大きいほど痛みの出方にも違いが生じるでしょう。
大きな変動は様々な痛みや変化を伴うものなのでしょう。
地球上で大きな地殻変動が起きれば、そこで生活している人達にもその影響が及ぶように。
身体が再生されるときに、何も変化が起きない、何も影響がないという事はありえないのだと思います。
最初に言いましたが、身体の疲れなどもそうですが、昨日、今日の疲れではなく何日か蓄積された疲れのように、心の問題も最終的に感情となって肉体又はエネルギー体に蓄積されていくのだと実感しています。
疲れやネガティブなエネルギーも何年も何十年もそのままにしていれば、エネルギーとなってどんどん深く浸透していき、簡単には解放しきれないところまで 行ってしまうように思うのです。
だから、治療の後にそれなりに身体が重くなったり、痛くなってもびっくりする必要はなく、逆に出てくれているんだな・・と感じることが自然のように思うのです。
自然の摂理をよく理解することは治療家にとって重要なのではないでしょうか?
その自然の摂理をクライアントにしっかりと説明しておかないと、「痛みがでたからお前のところはヤブだ」なんてことにもなるのです。
僕もこの自然の摂理を言い忘れたばかりに、一回きり来なくなった例は山ほど経験しています。
それでも今もいう事を忘れてしまい、ひどい目にあいます。
特に痛みに敏感で、症状に囚われて、部品を交換でもするかのような思考のクライアントさんは治療後の痛みは多く出るように感じますが、そのようなクライアントに限って言う事をつい忘れてしまいます。
皆様はそのような事のないようにお気をつけくださいね。
ソーラ・ヒーリングアソシエーション
橋本 典之