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【橋本典之】人は楽な選択を無意識でしています

こんにちは。
ソーラ・ヒーリングアソシエーションの橋本 典之です。

先日、遠隔の治療を依頼されて千葉の人を診させていただきました。
その患者さんの症状としては耳鳴りと首から肩にかけての違和感などでした。

ソーラ・ヒーリングの概念である、
病気はその方の思考や生き方にあるという考えのもとに
カウンセリングを開始しました。

その方の旦那さんは大病を患っていて
もう何年も調子が悪いという事でした。
また家庭内で様々な不運が続き、そのすべての出来事が
「自分」に問題があるのではないか・・と思い悩まれていました。

チャクラを診させていただき、
ハートのチャクラに不調和があるのがすぐにわかりましたので、
ご自身をすごく責めていることがわかりました。
私の中の疑問として、どうしてご家族の不幸が
自分自身の問題で起きてると思うのか?という事でした。

私は、その疑問をその人へぶつけましたが、
彼女の口からはそれを否定するこたえは出てきませんでした
「自分のせいで家族が不幸になっている」と自分を責めている人
は意外と多いと私は思っています。しかし、その思考は正しいのでしょうか?
家族の皆が不幸になるほど、ご自身に問題があったというのでしょうか?
私はその人に、「あなたは傲慢ですね」と言いました。

なぜ「傲慢」と言ったのか?それは、自分を責めることで
「家族が救われる、ましてや自分も救われる」そう思っているからです。
自分を責めることで相手が救われるなら、そんなに「楽」なことはありません。
そのような安易な方法を選んでいると私は思うのです。

そのように「自分を責める」という行為は自己愛の欠如でもあるのです。
自己を愛する事が極端に出来ていないという事になります。
自己愛がないから、簡単に自分を責める選択を安易に考えてしまうのです。

自分を責めることですべての事が、今この瞬間から解決するのであれば、
誰でもその選択をすることでしょう。

しかし、その選択をしたからと言って状況が変わるものではなく、
何の意味もないことなのです。
要するに、すべては自分のせいだという、自己愛の無さが、
今の彼女の自責の念や不安、恐れの元凶であるのだと思います。

「自己愛」というワードを彼女に伝えた彼女の表情は一瞬でかわり、
耳鳴りも小さくなっていきました。その姿は心の曇りが晴れたように感じられました。
身の回りの出来事は、彼女の問題で起きているのではなく、
病気をしている旦那様の問題は旦那様の問題があり、課題があり、
またその旦那様をみていろいろと考えている奥様は
その状況で何を思い、何を感じるのか‥という事が重要であり
そこに奥様の課題があり気づきのチャンスでもあるのです。

人は多くの悩みや苦しみを抱えていると思いますが、
単に自分の責任にして安易にその問題を直視しないようにする場合が多いと思います。
直視するのは、周りの現象ではなく、自分自身の内側に対して直視すべきであります。

その自分の問題と真剣に向き合いたくないというこころの奥底の気持ちがあるから、
人は周りのせいにしたり、自分のせいにしているのではないでしょうか?

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