【橋本典之】自分の見ている世界

先生、こんにちは。
ソーラ・ヒーリングアソシエーションの橋本 典之です。

不思議な出来事というか、
大変、頻繁に起きる事なのですが、
こんなことがありました。

先日、クライアントが、
お仏壇のお供えしている花が枯れていて、
もう何週間もそのままで、
それを見るたびに心が重くなると言われました。

変えればいい話ですが、
彼女には変えられない気持ちがあるのです。

それは、そのお仏壇は、
同居している義理の母の旦那さんのお仏壇でして、

そのクライアントと姑は大変仲が悪くて、
姑は家の外では嫁の悪口を言って、
近所の人を味方につけたり、

嫁は嫁で姑の愚痴や悪口を良く口にしています。

嫁姑は犬猿の仲なのです。

僕の治療を受けたあとに、お仏壇の話になって、
心が重いと訴えるので、
いつものように彼女に話しかけました。

「どちらがヤル、
　やらないってことじゃないんじゃないの？」

「あなたの心が軽くなるなら、
　やった方がいいんじゃない？」

「軽くなるなら意地を張るのはやめて
　帰ったらやりなよ！」

「心を重くしているのは自分自身だよ
　心を軽くするのも自分だよ」

「花を変えて気持ちが軽くなるってことは、
　それは正しいことの現れなんだよ」

そう諭すと、本人も分かったようで
「先生！そうします！」と言われました。

帰り際に、

「家に帰ったら綺麗な花に
　変わっているかもしれないよ！」

そう僕が言うと、クライアントは
ニコニコして帰って行きました。

次の朝、電話が鳴って受話器を取ると
昨日のクライアントでした。

ク：「先生！びっくりした！
　　　昨日、帰ったら本当に花が新しく変わっていました！」

僕：「そうですよ！
　　　あなたの意識が変わったから、現象が変わったんだよ！」

ク：「先生！　ありがとうございました！！」

そう言われて電話を切りました。

よく、「相手は変わらない」って聞きますが、
それは本当のことで、なかなか変わることはありません。

でも、簡単に変わる方法があるのです。
それは、「自分が変わる」ってことです。

その選択をすることは、本当は嫌で、
負けた気になるので、誰もがやりたくない事なのですが、

謙虚になって自分自身を冷静に見つめ直し、
自分の悪いことを認めて、
相手に対する偏見や見下しを辞め、

優しい気持ちを持つことで
目に見える現象の変化が起きてくるのです。

今回は、ちょっと不思議な現象でしたが、
軽い現象の変化は本当に良くある事で、

うちのクライアントはそれを信じて、
自分の意識や相手の見方を変える努力をされています。

それが結果的に自分自身のエネルギーを調和させ、
いつでも自然治癒力が100％でるような
身体になっていくのだと僕は思っています。

目の前に起きている現象を、
自分自身が作り出している世界だという事を

頭では理解しているけど、本当の意味で
理解している人はどれだけいるでしょうか？

目の前に展開している世界を
良くも悪くもするのは自分次第なのです。

ソーラ・ヒーリングアソシエーション
橋本 典之

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