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【茨木英光】性別について考える

先生、こんにちは。
茨木英光です。

今日は性別について、生物学的なオスメスについて考えてみたいと思います。

「男の子に付いているものが無いのが女の子」
そんなイメージが一般的にはあります。

これはオスが原型でメスが変形という捉え方になりますが、本当はその逆で、メスこそが原型でオスはその変形なのです。
オスとはメスの亜種なのです。

魚の中には性転換をするものがあります。
高級魚のクエは生まれた時はみんなメスとして生まれてきます。
そしてオス1尾に多数のメスという群れを作りますが、ハーレムのオスが外敵と戦っていなくなってしまうと群れの中で一番大きなメスがオスに変わってそのハーレムを引き継ぎます。
このようにオスの役割とは戦って死ぬということにあります。

逆のハーレムはどうでしょうか。
女王蜂は戦いません。
命を生み出すことに専念しています。
戦って死ぬことはここでもオスの役割なのです。

女性の性染色体はXXで男性はXYです。
ここから見ても男というのは半分は女の要素を持っています。
しかし女には男の要素が全くないということが分かります。

文字で見るとXとYは似たような形をしていますが、Y遺伝子の実際形は、Xの下半分を切除した小型のVのような形をしています。
文字で表すと XXとXv、この方がイメージしやすいでしょうか。

そしてY遺伝子は下半分の染色体が1本のため、予備のパーツがないのと同じなのです。
そのため一旦遺伝子が傷つくと修復が難しいという特徴があります。

男性は精神的に不安定になりやすく、自殺率を見ても男性の方が高く、女性の方が心に落ち着きがあるため平均寿命が男性より長い。
そのことからもX遺伝子の方が安定感があるということが分かります。

男女間の体の大きさの話題になると、どうしても「女性の方が小さい」というイメージになります。
それも本来は逆で、男性の方が戦うために肥大化しているのです。

生物学的に言うと、女性が人間本来としての大きさなのです。
男には村や国のために戦う覚悟、女には子供や仲間を命をかけて守る覚悟、そのような感覚が本能的に備わっているのではないでしょうか。

もちろんすべての人が同じ考えを持っているわけではありません。
女性の兵士、男性の保育士という職業に就いている方もたくさんいらっしゃいます。

しかし全体的にはそのような傾向が見られます。

女性が原型と言っても世の中を見渡してみると、国の指導者や企業の社長などは男性が多く、男社会なのが現状です。
だからこそ男性は女性の方が原型であることを知ってほしいのです。

男性の強さというのは女性を守るためにあるのだと。
それを深く知ることができたら、女性を困らせるような安易なセクハラは起こらないはずです。

人の上に立つ者はしんがりとなって下から支える、真のリーダーとはそのような力が必要であると、性染色体から見てもそう思うのです。

ありがとうございます。

関節マスタードットコム
茨木英光


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