こんにちは。
ソーラ・ヒーリングアソシエーションの橋本 典之です。
ソーラヒーリングが初めての方に教えていると
いろいろなことに気づくことがあります。
特に手技療法の治療をされている方に関しては、
それぞれの方のやり方が染み付いていて、
治療の流れがすでに出来上がっているようですね。
それ自体が決して悪いという訳ではないのですが、
いざ触らないエネルギーの治療を行う際には
少し気を付けなければいけないように思っています。
マッサージまたは矯正などを治療にされている方は
独特なリズムがあるようで、
身体の使い方に勢いや強さがあるように感じます。
それに関しましては、
やはり手技で肉体にアプローチする関係上、
そのような強さが必要なことが伺えます。
しかし、触らない治療において、
「強さ?って何?」いうくらい、まったく必要ではなく、
強くやったからと言って特別に良くなる・・とか、
気持ちが良い・・・などという事は全くないのです。
譬え気持ちが良いというものがあったとしても、
それは外側からのアプローチで起きるものではなく、
内側から沸き上がる気持ちよさであるために、
その物自体が全くの別物になっています。
癖というものは怖いもので、
本人は決して強くやっていないにも関わらず、
私の目からみるとすごく強いものになっているのです。
触らない治療が始めての方にとってはその強さの基準自体を
経験したことのない強さ?弱さ?であるために、
基準をいったん変えざるを得ないのです。
強く触る、または強く押すという
一見当たり前の動作なのですが、
エネルギーにとってはその動作が違和感となり、
エネルギー場の乱れに繋がると感じています。
ですので、いかにエネルギーの乱れを起こさずに
検査や治療をおこなうか‥という事が
良い治療効果となっていくのです。
それと、もう一つ気になることは、
「間」を全く意識していないという事です。
「間」を意識するなんて、
聞いたことがないと仰るのも分かりますが、
これは治療だけではなく、様々な分野、
例えば華道や武道などにも通じるもので、
言いかえたら「呼吸」と言いましょうか?
その相手とのリズムを合わせると言いましょうか?
そのあたりが、とてもおろそかにしているように私は感じます。
もっとエネルギーの息吹を感じながら、
動きやリズムを感じるという事で
メリハリと間というものが生まれて、
エネルギーヒーリングはもっと良いものになっていきます。
エネルギーというものは
雑な扱いをされることを嫌うのです。
例えば湖面など「バシャバシャ」と水際をたたきますと、
水面が揺れて、波立ちますが、
それと同じようなことが見えない空間でも
起きていると思ってみてください。
そのような状態が自分とクライアントの間で
起きていると想像するだけで、
上手く治療ができるようには思えませんよね。
そのくらいエネルギーというものは
繊細でデリケートな存在のようです。
まあ。扱いにくいと言えばそうですが、
しかし、繊細がゆえに繊細に反応を起こしてくれるので、
慣れてくれば面白いように反応もしますし、
結果もすぐに現れるのですよ。
肉体とはちょっと違ったエネルギーの扱いになりますが、
少し気にしてやってみていただきたいと思います。