先生、こんにちは。
ソーラ・ヒーリングアソシエーションの橋本 典之です。
痛みや症状をお持ちのクライアントさんの多くは
心の疲弊した状態であると言っても良いでしょう。
そう、僕が良く言っている通り、
心の問題が身体に症状として現れているから。
そうすると施術中に突然涙を流される人も多くいます。
よくSNSでもそう言って記事を目にすることもあると思います。
クライアントが涙することは
決して悪いことではありません。
そう、
身体が緩み始めれば、
心もまた緩み始めるというものです。
それは自然の摂理なのです。
施術が自律神経にまで影響するようなものであれば
当然そのようなことが起きます。
でも、それで終わっていたら、
友達に悩みを話して涙するのと
何ら変わりがないという事を
知っておいた方が良いでしょう。
クライアントが泣いたから
施術が成功したというものではないのです。
「泣く」というのは、ただ感傷に浸っている過ぎないということで、
時間がたてばすぐに身体の内には感情と言うエネルギーで充満になって、
またいつでも泣ける準備が整って来るというものです。
泣けばスッキリするし余裕が少し生まれる。
なぜなら人間の身体は容器なのだから。
「泣く」という事は、
そういった「ネガティブな感情」が
容器に溜まっていることを意味していると思います。
泣くことで「ネガティブな感情」を
吐き出しているという事にもなる。
その「ネガティブな感情」は
自らが生活の中で五感を通して見たもの、
感じたものを「どう思うのか?」
というところから生まれてくる。
そうすると、ネガティブに捉える感情は
自らが出していることになる。
物事の捉え方感じ方は人によって差があり、
全く同じではない。
物の見方、捉え方によっては
ネガティブな感情が湧き出ない事だってあり得る。
だから「思考」が大事なんだと常々言っている。
すべては物事をどのように捉えて、
どのように感じ、どのように思うのか?
すべてはその人の「思考」に
掛かっていると言ってもいいでしょう。
僕のところに来るクライアントも
当然涙を浮かべていっぱい涙します。
でもそれは一瞬の出来事で、
すぐに真剣な面持ちに変化していきます。
なぜなら、自分の今までの「思考の誤り」に気づくからだ。
その思考がいかに自分勝手な傲慢な思考であったと気づくと、
クライアントは自らの思考に恥ずかしくなり、
いままで出ていた涙はすぐに乾いていきます。
それが「気づく」という事なのだと思います。
クライアント自身は、
自分の思考の誤りの生まれた瞬間を覚えていません。
でもチャクラを通してカウンセリングをしていると
殆どの人はその誤りの場面を思いだし、
そしてその時の自分の思考と向き合うのです。
人は自分の過ちをそのままにしておくことは出来ません。
できれば、その思考は無かったことにしたいと思うのです。
ですので潜在意識の奥のほうにしまい込んでしまい、
なかなか思いだせないのです。
触らないカウンセリングで
身体を変化させることができるのは、
「気づく」ことで潜在意識に変化が起きるからなのです。
高次の媒体が変化すれば低次の媒体は
それに次いで変化してくるのです。
ソーラ・ヒーリングアソシエーション
橋本 典之