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天城流湯治法とは~「きる」「はがす」の手法を効率よく学ぶために

天城流湯治法とは

天城流湯治法』とは、天城流湯治法協会の代表を務める杉本錬堂先生が提唱する独自の健康法です。

天城連峰を抱える伊豆で発達した独自の温泉療法をベースにしているもので、杉本錬堂先生が自身の病気やケガを克服するなかで築き上げられました。
痛みの緩和だけではなく、瞑想法や呼吸法、咀嚼法などを兼ね備えた自然療法であるのが特徴で、身体だけではなく心も緩めることによって楽に生活できるように調整するものです。
自分の身体は自分で守ることができるように、自分の身体の事をよく知ってケアするために、手技として伝えられているものです。

杉本錬堂先生は現在、日本国内だけではなく、アメリカをはじめヨーロッパ、台湾、オーストラリアなどにおいて指導者育成に力を入れておられ、1600人以上もの指導者が誕生しています。
育成を行った指導者には治療家だけではなく、現役の医師も含まれています。すでに32名の医師が天城流湯治法の指導者として活躍していることが知られています。

そのため、医療分野において活用されるシーンが増えており、内科や外科、歯科、整形外科など、幅広い方面で認められていることが分かります。
内科では内臓の滞りを除き血液・リンパの流れを良くして治療効果を高め、整形外科では痛みを緩和させ、歯科では顎関節症患者の口を開けやすくして治療しやすくするなど、医療機関で取り入れられていることが知られています。

天城流湯治法の特徴について

天城流湯治法の特徴にはさまざまなものがありますが、その中でもお伝えしたいことは「患者さんがセルフケアできる」ということと、「医療現場において成果が実証されている」ということが言えるでしょう。

どのようなものなのか、詳しくお伝えしていきましょう。

セルフケアを行うことで自分の手で対処することができる

天城流湯治法の基本的な考え方に「自分の身体は自分で守る」というものがあります。

その考えの通り、施術家が行う手技療法だけではなく、自分の身体を自分の手で調整するセルフケアの方法であることが特徴となっています。
世の中には優れた施術法はたくさんあり、スキルの高い施術家も多いのですが、症状を改善するために施術を受けるには、その施術院に通うしかありません。

しかし、天城流湯治法ではセルフケアを行うことによって、患者さん自身で身体の改善を図ることができます。

そのため、施術家が天城流湯治法を身につけることによって、治療院での施術に加えて、患者さん自身のセルフケアで様子をみることができます。
患者さんに施術方針を丁寧に伝えることができますので、信頼を築くことができ、安心して治療に取り組んでもらうことにつながります。

実際の医療現場において成果が実証されている

天城流湯治法に指導者には現役の医師もいますので、実際に医療現場においても取り入れられています。
西洋医学の痛み止めなどの服薬や注射などのアプローチだけでは改善しないと考えている医師は少なくありません、

そのような中で天城流湯治法と出会い、次々と結果を出されている医師が増えています。

例えば、痛みを生じている患者さんに対して、天城流湯治法の「はがし」と呼ばれる手技によって、いとも簡単にその場で痛みを改善させている症例がいくつもあります。
歩けない、動かすことができないといった痛みに対する症例に対して一般的なクリニックでは、鎮痛剤注射などによって痛み治療を行います。

しかし天城流湯治法を学んだ医師は、その場で痛みを生じさせている原因の部位をほぐしていくことによって、痛みを取り去っているのです。

天城流湯治法を効率よく学ぶには

天城流湯治法の特徴でもお伝えした通り、患者さん自身がセルフケアの方法を学べば自分の身体の改善を図ることができるというものです。
しかも医療現場でも成果が実証されているものですから、施術家であれば誰もが身につけたい手技療法ではないでしょうか。

天城流湯治法の杉本錬堂先生は、各地で講習会や研修を行っており、その技術の普及に務められています。
もちろんそれらに参加して学ぶことも有効ではありますが、忙しい先生であれば数日間にわたる講習会に参加することが難しい場合も多いでしょう。

そのような場合には、杉本錬堂先生自らが直々に解説されている症状別のDVDで学ぶことをおすすめします。

どのような内容なのかご紹介しましょう。

天城流湯治法の手法について

天城流湯治法の基本は、筋膜を「のばす」「はがす」「ゆるめる」といった手法を使って、身体の改善を目指していくテクニックになります。

そしてさらに、筋膜の根元を「きる」ような動作、そして骨から筋膜を「はがす」ように操作することによって、血流や気の流れを良くしていく独特の手法なのです。
筋膜を「きる」手法については、「ボディーピック」という独自の器具を使用したり、自身の手の爪を使います。

まさに「きる」動作そのもので、身体をひっかくように行う注目の手法となっています。
筋膜をきった後は爪で骨からひきはがすように施術していきます。

今まで医療機関や手技療法によっても良くならなかった症状が、わずか数分の施術によって改善がみられる短時間施術が特徴となっています。

「理論」「施術方法」「セルフケア」が丁寧に解説されている

天城流湯治法のDVDにおいては、まず「理論」がしっかりと解説されているため、なぜその部位に痛みが生じるのか理解することができます。
そして、その症状に対応できる「施術方法」が詳しく解説されています。

理論を理解したうえで施術方法を学ぶことができますので、実際の臨床においてすぐに活かすことができるようになっています。

また、最後に「セルフケア」の方法まで解説されているために、施術後に患者さんにセルフケアを指導することもできるのです。
しかも動画自体はとても見やすくなっていますので、動画を見るだけで十分に施術方法を取り入れられるように工夫されています。

一般的な手技や手法のDVDの場合、なぜそのような手技を行うのか理論が分からなかったり、映像でよく見えないために実際の施術において活かすことができないようなものも見受けられます。

しかし天城流湯治法セミナーDVDにおいては、実際に講習やセミナーに参加できない方のために、DVDだけで手法を理解し、臨床現場で活かすことができるように工夫されています。
「きる」「はがす」といった手技が解説されているDVDはほかにありません。

短時間でより早く改善させることができる手法を取得することができる『天城流湯治法セミナーDVD』。
ぜひご購入して、独自の手技を身につけませんか。

錬堂先生のDVD教材


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