最新記事

【佐々木繁光】ディスクテクニックの解説

先生、こんにちは。
佐々木マニピュレーションドットコムの佐々木 繁光です!

佐々木マニピュレーション法セミナーDVD<腰部・骨盤編>

「ディスクテクニックの解説」

今回は「ディスクテクニックの解説」をさせていただきます。
この「ディスク」と言う意味は、「脊椎」と言う意味で、ここでは腰椎を指します。

この「ディスクテクニック」というテクニックは私の師匠である「宮本紘吉氏」が編み出したものです。それを私が使いやすいようにアレンジしたものです。

この「ディスクテクニック」が完成したきっかけはある患者さんがギックリ腰になり動けないので往診を依頼したことから始まります。

往診に行ってみると患者さんは右を上にして横になっていました。
痛い側の腰を下にしては横になれないのです。そこで良いチャンスだと思い宮本先生から習っていた「ディスクテクニック」を行ったわけです。

この時に強く確信したことはこの「ディスクテクニック」はギックリ腰に相当有効だという事です。

注意点は動かしやすい方向を検査して行う事と、ギックリ腰の患者さんは急な動きに対して反応して痛みが起きるのでゆっくり行うという事です。

【次に操法の手順を説明いたします。】

1.患者さんに操作をする側を上にして横になっていただきます。(この時に角枕等を使用すると患者さんは楽です。)

2.両膝を90°ぐらい曲げた状態で膝をお腹の方に曲げるのが楽か伸ばした方が楽なのかを検査します。(この時に腰を痛めている患者さんは急に動かすと痛みが生じるので要注意です)

3.右側の腰の操作法から説明いたします。(もちろんギックリ腰の方は痛い側のみ操作を行います。)

4.術者は患者さんの右の腰椎のどの辺が痛いかを直接左の中指又は親指で腰椎の横を押してみて判断いたします。もし判断できない様であれば私の場合は仙腸関節あたりから上に向かい腰椎の一番あたりまで操作いたします。

5.腰椎の痛い部分を発見したらそこに術者は中指を当てて動かしやすい方向に患者さんに動かしてもらいます。術者はその動きを少し邪魔します。少し邪魔した後、瞬間的に患者さんに脱力していただきます。

6.これを3回繰り返します。

7.次に場所を変えて行います。(注意点は3か所くらいで終わりましょう、患者さんが疲れてしまいます。ギックリ腰の場合は特に早く良くしてあげようとして急がないことです)

8.単なる腰痛の場合は反対側も同じように行います。


佐々木先生のDVD教材


▼DVD教材▼