先生、こんにちは。
佐々木マニピュレーションドットコムの佐々木 繁光です!
佐々木マニピュレーション法セミナーDVD<頸部編>
「サービカル・8テクニック(ステアステップ)の解説」
この「サービカル・8テクニック(ステアステップ)」というのは私が私の師匠「宮本紘吉氏」から伝授していただいたテクニックです。それを私が分かりやすいようにアレンジしています。
ではこれからこの「サービカル・8テクニック(ステアステップ)」の説明をいたします。
「サービカル・ツイスト・テクニック」と同様に検査は先生方の指の触感にかかっています。ですから指に神経を集中して行ってください。
このテクニックを行うと触診が自ずと得意になると思います。
どうぞ、このテクニックを行って腕を磨いていただけたらと思います。
もう一つは「新・一瞬整体」の「動診法」が役に立つでしょう!
「新・一瞬整体」の「動診法」を首に関して行った後この「サービカル・ツイスト・テクニック」を行ってみてください。
そしてこのテクニックを行った後、再び「新・一瞬整体」の「動診法」を首に関して行ってみてください。
再検査を行う事により、ビフォー・アフターで改善されていることが確かめられます。
そして患者さんに自分はこれだけ良くなったのだという事を印象付けることになります。
そういう意味でも再検査は患者さんとの信頼関係を得るために必要なものとなってきます。
今まで約40年間このテクニックを試した結果、様々な症状に効くことが分かりました。
特に「頸椎に関する症状」であります、「腕のしびれ」「眼精疲労」「頭痛」「メマイ」「耳鳴り」等に有効です。
しかし面白いことに腰痛で困っている方には有効であることが分かっています。
首と腰部は深い関係にあるのです。
しかもとっても安全です。
ただし力ずくで行うと、支障が出る可能性があります。
ですから腕力で行わないで体幹の筋肉で行ってください。
【次に検査法の手順を説明いたします。】
新・一瞬整体
①患者さんに椅子に腰かけていただいて術者は患者さんに首の可動域を検査します。
この場合「新・一瞬整体」の「動診法」を用います。
②体全体を動診(動かしてもらい検査をすること)した方が良いのですが、ここでは首のみといたします。
③まず、首を左右に曲げていただいてもし右に倒しにくい時は「R」と記録しておきます。
(左に倒しにくかった場合は「L」)
④次に、首を左右に向いてもらいます。右に向きにくい場合は「R」と記録します。
(左に向きにくかった場合は「L」)
⑤次に首を前後に倒してもらいます。前に倒しにくかったら「A」と記録します。
(後ろに倒しにくかったら「P」)
【次に操作法の手順を説明いたします。】
①術者は患者さんに仰向けになっていただきます。
②次に術者は患者さんの頭頂部に位置します。
③次に術者は親指以外の4本の指の腹で患者さんの後頸部の少し横を把握します。
④右の首から行う事として術者は親指以外の4本の指の腹で患者さんの右後頸部の少し横を把握します。
後頭骨の近くから始めます。
右後頸部から始めるとすると患者さんは若干左を向くことになります。
⑤次に左の後頸部横に移ります。
⑥この動作を左右に移りながら5~7段階に分けて頸椎の下部まで行います。
要するに頸椎を左右に回転させながら進んでいくという事です。
⑦再度首の動診を行い改善しているかどうかを確かめます。