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【佐々木繁光】頸椎1番~7番に関するツボ療法の解説

先生、こんにちは。
佐々木マニピュレーションドットコムの佐々木 繁光です。

佐々木マニピュレーション法セミナーDVD<頸部編>
https://sasaki-manipulation.com/dvd2/index_a.html

まず、この「頸椎1番~7番に関するツボ療法」は
宮本先生が44歳で亡くなられた後に宮本先生の親友の先生から伝えていただいたものです。

そして私が分かりやすく整理したものです。

ではこれからこの「頸椎1番~7番に関するツボ療法」の説明をいたします。

この操法の最大の特徴は操作法が簡単だという事と、
やり方を覚えてしまえばだれでも自分で操作して
「寝違い」とか「手のしびれ」、「手の痛み」、「肩こり」等
(首が原因になっている症状)を解消できるという点です。

しかもとても簡単です。

頸椎一番の調整法はカイロプラクティックの
「ターグル・リコイル・テクニック」が出来なくても調整可能な操作法です。

是非お試しください。

検査法

特にありません。
症状が出ている側のツボに刺激を入れてください。

操作法

C1  前頂(督脈20) 前頭の中線上、百会穴の前一寸五分前あたり

患部側が左右どちらでも操作法は変わりません。

まず術者は仰向けになっている患者さんの頭頂部に位置します。

術者は患者さんの頭部を左右に側屈させて
側屈しづらい方に頭部を側屈したまま
術者は術者の両方の親指を重ねて

この「前頂」のツボに触れるか触れないかぐらいの圧で
20秒間ぐらい、ほんの少しの圧で持続して押さえます。

操作法の後に同じように患者さんの頭部を左右に側屈させてみてください。
必ず改善されています。

C2  脳空(胆経19) 耳介の外後頭隆起

まず術者は仰向けになっている患者さんの頭頂部に位置します。

患部側が右でしたら患者さんの右の耳の後ろ側の少し隆起している個所を探して
その部分の皮膚を術者の右中指で軽い圧を加えて、
頭頂部方向に引き上げてスパッと力を抜く動作を3回行います。

C3  人迎(胃経9) 喉頭隆起の外方一寸五分、胸鎖乳突筋前縁あたり

まず術者は仰向けになっている患者さんの頭頂部に位置します。

患部側が右でしたら患者さんの右胸鎖乳突筋の中央部あたりで
少し咽側に術者の右親指のはらで軽い圧を加えて
頭頂部方向に引き上げてスパッと力を抜く動作を3回行います。

C4  肩ぐう(大腸15) 肩峰前下方、三角筋上部の中央あたり

まず術者は患者さんの患部が右側でしたら
仰向けになっている患者さんの右側に患者さんの頭側を向くように位置します。

患者さんの右肩峰と右上腕骨頭の間の周辺で
くぼみの指が入るところを探します。

そこを術者は左手の拇指球で圧を加えて
患者さんの肘の方向へ少しずらしてスパッと力を抜く動作、これを3回繰り返します。

C5  孔最(肺経6) 腕関節横紋の上方七寸あたり

まず術者は患者さんの患部が右側でしたら
仰向けになっている患者さんの右側に患者さんの頭側を向くように位置します。

患者さんの右肘関節の内側でシワの部分の少し下で外側のくぼんでいるところを探して、
術者は左手の拇指球で患者さんの指先の方向に引っ張るように圧を加え
スパッと力を抜く動作、これを3回繰り返います。

C6  魚際(肺経10) 第一中手骨の中点の橈側の箇所で拇指球部のあたり

まず術者は患者さんの患部が右側でしたら仰向けになっている患者さんの右側に
患者さんの頭側を向くように位置します。

患者さんの右親指の付け根部分そして少し手首に近い部分の膨らんだところを
丸く半円を描くように術者は左手の拇指球圧を加えて、
皮膚をずらすようにする動作、これを3回繰り返します。

C7  合谷(大腸4) 第一、第二中手骨の間で第二中手骨中央橈側あたり

まず術者は患者さんの患部が右側でしたら
仰向けになっている患者さんの右側に患者さんの頭側を向くように位置します。

患者さんの右手の拇指と第二指に出来るくぼみで第二指側、
骨をずらすように圧を加える動作これを3回繰り返します。

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