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【松本恒平】<骨盤を極める>ぎっくり腰にかかわる骨盤のゆがみをみること

こんにちは
癒楽心体療法
関節アングル整体
代表松本恒平です。

9月に入り、空気も変わってきて
少し過ごしやすくなりましたね。

骨盤のユガミってきちんと触診、検査できますか?

結構、基礎的なところにも関わらず
きちんと体表解剖ができていない先生も多いところです。

腸骨稜、坐骨、PSIS,ASIS
これらを触診でわかることは、
腸骨の触診では大事なところです。

仙骨では、仙骨底、仙骨尖、ILA、仙骨孔など見れるかが大事です。

まずは、腸骨の検査ですが

① 腸骨稜から横がL4/5になります。
この位置から、腰仙関節を見たりします。

腰痛の人は、この辺りの関節の歪み、サブラクセーション、
靭帯のユガミの状態をチェックしておくことは治療上大事です。

体の傾きをとったり、疼痛をとるうえでも、
この辺りの緊張があれば確実に処理することです。

② 仙腸関節
仙腸関節は、骨盤の調整でも大事なところで、
仙骨の可動性減少か、腸骨の可動性減少か
見ていく必要があります。

腸骨が、外方、内方、前方上方、後方下方などの
ユガミをしているかを見ていきます。

外方変異をしている時は、ぎっくり腰などをしているケースも多いです。
慢性的な状態があると、関節の「離開」が起こり、
靭帯が引き延ばされてしまっている状態もあります。

そうなると、ベルトで固定するなどしないといけません。

または、固着している関節をきちんと矯正していく必要があります。

【仙腸関節の施術】

仙腸関節の歪みで、外方変位や離開があると、圧着する必要があります。
この症状があるときは、整形外科検査で、
エリーテストなどは陽性になりやすく
仙腸関節の痛みが出やすいです。

もし、離開し、離れるようなら、
仙腸関節の耳状面に対して関節を圧迫します。
術者の両手の指を組むようにして耳状面に対して圧迫を加えていきます。
時間的には、安定して、骨盤が呼吸するようになるまで
圧着して待つことです。

3~5分くらいかかることもあります。

しかし、これをやることで、慢性的なぎっくり腰
急性のぎっくり腰なども早く回復ができます。

ぎっくり腰の時には
胸腰移行部のT11,12のユガミも必ずみてください。

このあたりの可動性減少で、軸圧、回旋の問題
これらが出ていることで腰椎、仙骨、仙腸関節の歪みが大きく出てしまいます。

痛いところばかりをやっても成果が出ない時は
きっと、他の所に問題が残っています

腰部、仙腸関節のところは
便秘、生殖系の問題ともかかわっているところなので
見落とさないようにしてくださいね。

骨盤のユガミの基本でしたが、いかがでしたでしょうか?

一つ一つ丁寧に観察をしてみてくださいね。

本日も読んでもらいありがとうございました。

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