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【橋本典之】感情

皆さんは自分の中から沸き上がる感情に気づいていますか?

突然の出来事で怒りをあらわにする
といった感情というものでしか
はっきりと自分の感情を理解し気づいていない日々を
何となく過ごしているのではないでしょうか?

自分の感情を気にしながら日々を生活していると、
自分のこころの奥底から、
さまざまな感情が沸き上がってきているのを
感じることが出来ます。

朝のニュースを見ている時、
くるまの運転をしている時、
会社の机にやまずみされた書類が目に入った時、
初めてあった人と会話をしている時など。

さまざまな場面で気づかないうちに感情が沸き上がっているのです。

実はその感情が
身体のいたるところの違和感や痛み、
または病気に関わっているとしたら皆さんどう思いますか?

私はいままで見えないエネルギーや
エネルギーの身体やチャクラ、
意識、思考・・などを治療に応用してきました。

その経験のなかで、人の感情というものに今着目しています。

人は多くの経験を積み上げながら
人生という階段を一歩一歩上がっていくものだと考えています。

それには泣きたいような苦しい経験や、
悲しい経験があったり、
または飛び上がるほどの嬉しい、
楽しい経験、その他多くの出来事があるはずです。

よくトラウマという言葉を聞くことがあると思います。

トラウマは辛い苦しい経験が
こころの奥深くに記憶として刻まれたことで起きることです。

そのトラウマの記憶は、
生きている間、いろいろな出来事のたびに
フラッシュバックして顕在意識にあがってきて、
自分自身に同じ感情を呼び起こし、
あの時と同じネガティブ体験を呼び覚まします。

そのトラウマ的な経験は多かれ少なかれ、
誰にでもあることで、
人の心の中に今後、絶対避けるべき経験として刻み込まれるのです。

すべての出来事から、
自分を守るためにその経験は生かされていき、
自分自身の思考をも決めていくように私は思っていて、
何かを見たり触れたりした時、
何かを感じ、何かを思うのですが、
心の奥にトラウマ的な感情が引き詰められていると、
その感情に刺激を与えないような思考が生まれてくると思っています。

いじめられたトラウマ的な経験をしていれば、
その人の思考は
「嫌われる思考はやめよう」や
「当たり障りのない」という思考です。

また、両親に虐待されたトラウマ経験我ある人にも、
「自分を守りたい」という思考や、
「ひとを怒らせたくない」という思考になったりします。

私は、そんな風に
人の思考というものは出来上がってきているように感じているのです。

これは私の考えたことですので、
何の根拠もない話ですので、話半分で大丈夫です。

多くの人の話をセッションで聞き、
人それぞれ個性というものがありますし、
考え方も違います。

その個性は当然、
家庭環境や親の育て方なども影響してくるでしょうが、
その人に起きたさまざまな出来事での経験から培われた思考が
その人の思考癖に自然となっているように思っているのです。

経験は人それぞれ違いますし、
また同じような経験をしたからと言って、
その時に感じたことも違うでしょう。

100人いれば100通りの感情が生まれて、
そこには100通りの思考が生まれてくるのでしょう。

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