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【松本恒平】【感覚の大事さ】施術に思考(能動的な考え)が邪魔すると良くないのか?

こんにちは

癒楽心体療法
代表の松本恒平です。

施術をしている時に、どれくらい思考をしているでしょうか?

人は常に思考が働くのですが
これは、生きている限りしょうがないところなのです。

しかし、

本当の施術というのは「無」になることだと思っています。

思考の無いところです。

発生学の学問を習ったときに、意思とは関係ないところにいくのです。

もともとは、僕らの意思が働かなくても行くところ。

体の施術をしている時も
いちいち考えてやっているということは
無駄な思考で、相手を痛めつけていたりすることもあるんです。

そうなってくると何が大事かというと

能動的に起こす、触診や検査をするときは
「感覚を大事にする」と言う事です。

この感覚がなければすべて、すべて
ポンコツな技になってしまうのです。

その感覚は、相手の状態を受け取る事です。

受け取ることは、相手の中に勝手に入って
連れて行ってくれる、招き入れてもらえるような状態になるのです。

それができれば、患者さんの問題点はすぐにわかります。

多くの先生が、感覚を無視して施術をしています。
触診の感覚神経をトレーニングの仕方をわかっておらず
それができないで苦しんでいるように思います。

解剖が分かり、感覚を磨くことができれば
知識と感覚の両輪が出来上がるのでかなり上達します。

「解剖学なんていらない!」という治療家がいますが
解剖学をわからないというのは、地図なしで大海原にいくようなもの。
一生、答えにも、目的地にもたどり着けない。

『治せない』

たとえ、治したとしても一か八かになります。

ですから、無になる状態で「受け取ってください」

自分で、ガンガンいく施術は感覚を鈍らせます。
指も硬くなり、ますます感覚が鈍くなります。

ですので、ものを触れるときにも受け取るようにしてみてください。

自分で探しに行かないようにしてください。

そしたらもっと感覚をつかむことができるようになり
思考を入れない施術ができるようになり
患者さんが治りやすいようになりますよ。

本日も読んでもらいありがとうございました。

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