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【佐々木繁光】腰痛に関しての施術法13

先生、こんにちは。
佐々木マニピュレーションドットコムの佐々木 繁光です!

「様々な腰痛」の基本的な操作法「股関節の痛みを伴った腰痛」

「股関節の痛みを伴った腰痛」って割と多いんですよね!

この「股関節の痛みを伴った腰痛」の調整法は

・2種類の「操体法」

・仰向けの仙腸関節調整法

・4種類の横向きでの骨盤矯正法
(カイロプラクティックで表現しますと
骨盤の歪み[PI]と[AS]の調整の応用という事になります。)

・最後に横向きでの仙腸関節調整法

となります。

この操法は本当に最近開発した「ニューテクニック」です。

「検査法」

できれば「新・一瞬整体」の「動診法」を行ってください。
新・一瞬整体
https://sasaki-manipulation.com/dvd6/index_a.html

もしも「新・一瞬整体」の「動診法」が出来ないのであれば少なくても
・骨盤の「PI」と「AS」、股関節がどちらが開いているか
・また仰向けで膝を立てた状態でどちらに倒しやすいか
・どちらの膝が胸のほうに引き付けやすいか
以上の3種類を調べてみてください

「治療法」

①2種類の操体法
「操体法その1」
うつ伏せで股関節の開きやすいほうの膝を曲げていただき
カエル足のように膝を頭のほうに引っ張り上げてもらいます。
術者は足首を術者の指でひっかけるように抵抗を加えます。
反対の術者の手は患者さんの伸ばしたカカトに当てておきます。
この時に感じるのは患者さんの伸ばしたほうの足は後ろに伸びてきます。

「操体法その2」
仰向けになっていただきます。
両膝を片方ずつ胸のほうに術者は軽く押し付けます。
ひきつけやすいほうを更に引き付けていただき
反対側の膝がしらを前に出してもらいます。
術者はその動きに軽い抵抗を加え(2秒ぐらい)
瞬間的に脱力してもらいます。
これを3回繰り返します。

②仰向けの仙腸関節調整法
・患者さんには仰向けになっていただきます。
・まずは股関節が閉じている側の足先を術者は内旋させ
そのままベットをこするように外側に止まるまでずらします。
・次に術者は開いている側を同じように足先を内旋させ
そのままベットをこするように今度は内側にスライドさせます。
・そのまま足首を内旋気味にして牽引します。
・この動作を3回繰り返します。

③4種類の横向きでの骨盤矯正法
(カイロプラクティックで表現しますと
骨盤の歪み[PI]と[AS]の調整応用という事になります。)
・例として
右に膝を倒しがやりやすい
右膝が胸にひきつけやすい
右の股関節が開いている(右PI、左AS)

「その1」
左側を上にして横向きになっていただきます。
(頭には枕をしていただきます)
両ひざを90°ぐらいに曲げていただきます。
左足を前に落としてもらいます
術者は左手を患者さんの左肩右手は患者さんの臀部を把握します。
次に術者は左手は止めたまま右の手はまずは
左臀部を巻き込むようにしてそこから下方に落とします。
これを3回繰り返します。

「その2」
左側を上にして横向きになっていただきます。
両ひざを90°ぐらいに曲げていただきます。
左足を伸ばして右足の後ろに落としてもらいます
術者は左手を患者さんの左肩甲骨右手は患者さんの腸骨稜を把握します。
次に術者は左手は止めたまま右の手は腸骨稜を後ろ下方に落とします。
これを3回繰り返します。

「その3」
右側を上にして横向きになっていただきます。
両ひざを90°ぐらいに曲げていただきます。
右足を前に落としてもらいます
術者は右手を患者さんの右肩、左手は患者さんの臀部を把握します。
次に術者は右手は止めたまま
左の手は左臀部を巻き込むようにして下方に落とします。
これを3回繰り返します。

「その4」
右側を上にして横向きになっていただきます。
両ひざを90°ぐらいに曲げていただきます。
右足を伸ばして左足の後ろに落としてもらいます
術者は右手を患者さんの右肩甲骨左手は患者さんの右腸骨稜を把握します。
次に術者は右手は止めたまま左の手は腸骨稜を後ろ下方に落とします。
これを3回繰り返します。

④横向きでの仙腸関節調整法(例として右側を調整します)
・股関節が開いている側を上にして横向きになってもらいます。
・下の足は伸ばし、上の足は大腿部が体感に対して
90°かかとは下の足にくっつけます。
・次に術者は患者さんにまたがり右膝立ちになり
右膝は患者さんの右足底に位置させます。
・術者の左足は膝を立てて左手は患者さんの右仙腸関節部にあて
術者の左膝内側とで挟み込むようにします。
・次に術者は左手で患者さんの右仙腸関節部を斜め上に押し込みます。
・それと同時に術者の右手は患者さんの右膝を把握して少し上にあげます。
・この動作を3回繰り返します。

以上が「股関節の痛みを伴った腰痛」の調整法となります。

しかし腰痛の場合はまず「頸椎症候群」の「検査」を行って陽性に出たら
第一番に「ターグル・リコイル・テクニック」を行うという事が丁寧な施術となります。
「ターグル・リコイル・テクニック」以外で頸椎一番の歪みを消去する方法は
仰向けに寝ていただき足は揃えていただきます。
まず首がどちらが倒しにくいかを検査します。
次に両足が右か左どちらに動かしにくいかを検査します。
例えば首が右に倒しにくく両足が右に動かしにくい場合は
あお向けの状態で術者は患者さんに首を右に倒してもらい
首はそのままの状態を維持して
両足を伸ばしたまま右にスライドさせてもらいます。
この形を維持しているだけでも効果はありますが
更に両足をそろえた状態で両足首を背屈してもらい5cm(少し)かかとを上げて
3カウントたったらストンっと脱力してもらうことを3回繰り返します。

そして全身調整には「宮本伝・延命学」を行います。
宮本伝 延命学セミナーDVD
https://sasaki-manipulation.com/enmeigaku_dvd1/index_a.html

 

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