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エネルギー療法の原理と治療法、健康に対する効果とは

エネルギー療法とは

『エネルギー療法』とは、バイオフィールド(生体エネルギーフィールド)と呼ばれる体内の内外にあるエネルギーを活用した治療法のことを言います。
ここでいうエネルギーとは、一般的にイメージできる電気や天然ガスのようなものではありません。

私たちには身体の内側と外側には微弱なエネルギーが存在し、そのエネルギーが生命力に直結しています。
つまりこの身体の内外にあるエネルギーを整えることによって、人間が本来持っている免疫力や自然治癒力を高めることができるというものなのです。

エネルギー療法の原理

物理学的に私たちの身体を捉えてみれば、私たちの身体はすべて量子によって構成されています。
量子とは原子よりもさらに小さなもので、エネルギーの基本単位として知られています。
量子エネルギーが集まることによって、私たちの肉体が作られているのです。

この量子は波動性(振動)を強く持っており、私たちの思いや感情などに強く反応し、波動を起こして全身に大きな影響を与えます。
例えば緊張すると全身に波動を起こして、アドレナリンを分泌させ、心臓の鼓動を高めて、筋肉を緊張させるといった影響を与えます。
このような働きのことを「量子力学」と呼んでいます。
この量子力学を応用し、身体によい働きかけをすることによって、病気をコントロールすることを可能としたものがエネルギー療法の原理となります。

エネルギー療法による治療

私たちの心身に起こる病気も、量子学的な観点から捉えてみれば、量子の波動(バイオフィールド)によって引き起こされたものであると言えます。
私たちの心の動きは、すべて無意識のうちにバイオフィールドとして身体に波動を送っています。

この波動によって病気を引き起こすことがありますが、バイオフィールドを捉えることによって病気を未然に防ぐこともできます。
またバイオフィールドに影響を与えることによって、身体に良い波動を引き起こすことも可能なのです。

エネルギー療法は、古代から受け継がれてきたヒーリング要素を兼ね備えた治療方法ですが、現代においてはエネルギー医学などと呼ばれるようにもなり代替医療の一分野として期待されています。

エネルギー療法の種類

電気・磁気療法
鍼(はり)治療
手当て療法・ヒーリング
アーユルベーダ

エネルギー療法にはさまざまなものがあります。
施術者は外部から相手のバイオフィールドに良い影響を与えて施術していくことが特徴です。
自分自身のバイオフィールドを活用することもあれば、磁気など医療機器を活用することもあります。

エネルギー療法の一部をご紹介しましょう。

電気・磁気療法

電気・磁気療法は、電気や磁気の力を活用することによって相手のバイオフィールドに影響を与え、自然治癒力を高める治療方法です。
エネルギー療法の中でももっとも広く活用されている方法ですがその歴史は古く、電気治療においては古代エジプトにおいても活用されていたことが分かっています。

電気療法は患部に直接、電流を流すことによる理学療法で、電極を皮膚に取り付けることによって治療を行います。
精神疾患の治療に用いられている電気けいれん療法も電気療法のひとつと考えられます。
磁気療法は痛みの緩和目的のためにアクセサリーやマットレスとしても商品化されてることでも知られています。

鍼(はり)治療

鍼(はり)治療は、エネルギーの通り道である経絡に鍼を刺すことによって、気の流れを良くし、自然治癒力を高めるという治療方法です。
鍼治療の歴史も古く、古代中国においては紀元前2700年にはすでに治療方法が体系化されていたことも知られています。

現代においては世界中で広く認められている治療法です。
WHO(世界保健機構)からも健康に対する効果について認められているものです。

髪の毛程度の細い針を施しながら病気や痛み、コリなどにアプローチしていきます。
病気を身体全体で捉え、そのバランスを整えることによって病気を治していくといった特徴を持っています。

手当て療法・ヒーリング

手当て療法は『セラピューティック・タッチ』『気功療法』『ヒーリング』などと呼ばれることもあり、患者に対して手をかざし、相手のバイオフィールドに影響を与えるといった治療方法です。
手をかざすことによって相手のバイオフィールドの乱れを見つけることができ、自分自身のバイオフィールドによって修復させることができます。
治療効果を裏付けることが難しいのですが、世界80か国以上で実践されている方法でもあります。

アーユルベーダ

アーユルベーダとは、インドの伝統医療のことを指しています。
アーユルベーダでは身体に存在する生命力『プラナ』のバランスが乱れることによって病気を引き起こすと考えます。

このバランスは個々によっても違いますので、施術者は問診や視診、検査などによってバランスを決定づけ、適した治療法に取り組むことによって改善を目指します。
生命力には心と体、行動、環境などを含めた調和が大切であると考えられています。
アーユルベーダは、このバランスを整えながら病気になりにくくする予防医学的な色合いが強い特徴を持っています。

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