先生、こんにちは。
関節アングル整体癒楽心体療法松本式内臓施術メソッド代表の松本恒平です。
あなたは、頭痛をどうやって治していますか?
グリグリ押していませんか?
目次
頭痛がなぜ起こるのか?
原因として考えられるもの
(1)水不足と塩不足
単純に血液のための水と塩が足りない。
(2)血流・リンパなどの排液の問題
頭蓋には、椎骨動脈からの影響によって栄養、また、静脈、リンパによって排液が行われます。
まず、流れづらい状態を作っています。
(3)脳脊髄液の流れの問題
こちらは、血流やリンパと関わりますが、排液や栄養の問題。
膜のトラブルがあるとも考える事ができます。
(4)頭蓋、脊柱、仙骨までのユガミによる自律神経系の問題
骨格のユガミがある事で自律神経系に問題をおこします。
例えば血流が悪くなり、筋肉は硬くなったりします。
(5)ケガ
転倒して尾骨を打ってしまう。
尾骨は頭蓋骨ともつながっているため頭痛の原因となりえます。
スポーツでぶつかったりして打撲の影響。
(6)精神的ストレス
解消法
(1)水と塩
私が施術として取り入れる前にやるとすれば「水と塩」です。
水2㍑に天然塩3gを入れて1日かけて飲んでください。
これを1週間~3週間続けます。
天然塩は、ミネラル成分たっぷりのお塩がオススメ。
マグネシウムが1500㎎前後、カリウム400㎎前後入っているものがオススメ。
(2)施術による解消
施術であれば、まず全身を見ます。
全身の筋肉、膜、関節の可動性を確認していきます。
その上で、頭痛は頸椎、胸椎、仙骨を見ます。
頸椎を見る理由は椎骨動脈、脳底動脈、頸静脈孔、大孔などの脳へ行く配線部分の流れ。
ここでユガミがおきれば当然のごとく血流は阻害されます。
脳脊髄液の流れも悪くなってしまいます。
今回は、頭蓋、頸椎付近のみにしぼります。
頸椎であればC1、C2のユガミ。
ここは、動脈がカーブする場所ですのでユガミがあれば確実に解消したいところです。
またC2は、硬膜の付着部となる為、脳に直結します。
小後頭直筋、大後頭直筋、上頭斜筋などの筋硬結にも関わります。
確実にリリースさせる必要があります。
右手で後頭部の小後頭直近、左手でC2をコンタクトして固定。
イメージだけでゆっくり右手の小後頭直筋側を牽引します。
筋膜が伸びる様なイメージでゆっくりする事がポイントです。
この時に強く牽引しすぎると防御反応が出て、動かなくなります。
わずかな力で、ゆっくりと待ち、呼吸が入り、液体が流れるのを待ちます。
硬膜がリリースするのには、数分かかります。
小脳テントがリリースすると静脈の流れが変わり、老廃物を流します。
わずかな刺激が全身に波及され、神経伝達が変わっていく事で頭痛は変化していきます。
ぜひ、試してみてください。
本日も読んでもらいありがとうございました。
関節アングル整体
松本 恒平