先生、こんにちは。
ソーラ・ヒーリングアソシエーションの橋本 典之です。
何のために生きているのか?
なぜここに存在しているのか?
そんな風に考えている人はいるんですかね?
何かを達成するために生まれてきたのか?
それとも、有名になるために生まれてきたのか?
お金持ちになるために生まれてきたのか?
良い生活をするために生まれてきたのか?
人によっては、もっと深い意味で自分の「生」を考えている人もいるのかもしれませんね。
顕在意識ではそのように、物質に囚われた思考で生きることも有りなのかと僕は思っています。
それはどんな舞台で自分を演じているのか?という事に過ぎないと思っているからです。
貧乏として自分を演じるのか?
お金持ちとして自分を演じるのか?
それとも、超有名人として自分を演じるのか?
それはおそらく自分で生まれる前に決めてきていることなのでしょうね。
私は治療家を選び、そしてそれを教えることを選んで生まれてきているはずです。
実際にそうなっているからそうなのでしょう。
このメルマガを見ている皆さんは治療家さんが多いようですから、治療家になることを選んで生まれてきていることでしょうね。
治療家というものを選んでいること自体、とてもラッキーな生き方を選択されていると私は思っています。
「苦しんでいる人を救う仕事」は誰にでもできるものではないと思っているからです。
実際の現場で経験されている人は分かると思いますが、治療家の愛のエネルギーでどれほどの人が救われていることでしょう。
なんとしてでも救ってあげたいと心の中で思いながら治療されている方がほとんどでしょう。
しかし、現実はすべての人を救ってあげることは不可能で、それを痛いほど経験されて、落ち込み、そして自分を責めることもする。
孤独でもあり、そして孤独に打ち勝ち、また前を向いて苦しむ人の為に神経を集中させる。
私は治療家という生き方をえらび、生き方を通じて学んでいることにはとても深い意味があるのでしょう。
私の元へも多くのクライアントが訪れます。
数えきれないほどの人たちですが、100人いれば100通りに生き方が存在し、そして100通りの思考があり、100通りの苦しみがあるという事を知りました。
その人達を何とか救ってあげたいという気持ちで向き合う事で、私も100通りの生き方を経験したかのような気持ちになっています。
治療家を選んで、苦しむ人と会うことで、様々な生き方を知り、疑似体験をさせてもらっているように感じるのです。
決して1回の転生では経験できないようなことを、患者と話をすることで味わうことができるのは、とても有意義なことと感じています。
そして、その人の今の苦しみから解放させる方法を共に考えることも、生きる上の知恵を与えられているように思っているのです。
1度の人生で経験できることなんて、たかが知れています。
治療家は「苦」という人にとって最も重要な課題と向き合う権利を私は頂いていて、クライアントとともに成長させていただいているのです。
お金持ちでも、貧乏人でも、どんな人でも必ず「苦」というもの向き合うものでしょう。
その「苦」はただ邪魔なものではなく、誰でも存在しているもので、「苦」はどこからかやってきたものではなく、自分自身が作り出しているものにすぎません。
その「苦」から解放されたときに人は生きる力が沸き上がり「成長」「霊性の進化」をするのだと思います。
生きる事の目的は、その人がどんな生き方をしていても、そこには必ず「霊性の進化」という最終目的がかならずあるものです。
ソーラ・ヒーリングアソシエーション
橋本 典之