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【佐々木繁光】半月板調整法の解説

こんにちは。
佐々木マニピュレーションドットコムの佐々木 繁光です。

この「半月板調整法」というのは
宮本先生から伝えていただいたものです。
実際には膝の内側のみを調整する方法として
宮本先生は行っていました。

なぜならば膝の痛みは大体の場合内側に起こるからです。

私はこれをもっと進化させて
外側と中央部分の半月板の調整法としました。

しかし膝は大きく分類すると
腰・骨盤・股関節と密接なかかわりがありますので
腰・骨盤・股関節の操法も行う必要があります。

そして首ともかかわりがあり、
膝の悪い方は左右に揺れた歩き方をします。

左右屈に関する頸椎はC1・C5番ですから
「頸椎症候群」検査を行い
「ターグル・リコイル・テクニック」を行う必要性が出てくるのです。

 

「検査法」

問診で様々な症状を聞き、
膝の可動域をチェックしてください。

「頸椎症候群」の検査も必要です。
「新・一瞬整体」の検査法も行えば患者さんがどのように変化したかが確認できます。

「操作法」

例として左膝の操作法説明いたします。

①まずは患者さんに仰向けになっていただきます。

②術者は患者さんの左膝の左側に位置します。

③術者は左膝の内側・外側・前面の3通りで施術します。

④まずは左膝内側の操作法

⑤術者は患者さんの左膝を曲げた状態
内側の半月板を確認
その位置に両拇指を重ねた状態
内転・内旋しながら左膝関節を伸ばす。

⑥この一連の動作を3回繰り返します。

⑦術者は今度は患者さんの左膝を曲げた状態
内側の半月板を確認
その位置に両拇指を重ねた状態
外転・外旋しながら左膝関節を伸ばす。

⑧この一連の動作を3回繰り返します。

⑨次に左膝外側の操作を同じように行います。

⑩次に前面の操作法

⑪術者は患者さんの左膝関節を両手で包み込み
術者の両拇指を患者さんの
左膝蓋骨の上縁に当てて
患者さんの左股関節・膝関節を屈曲、伸展させる。

⑫術者は患者さんの左膝関節を両手で包み込み
術者の両拇指を患者さんの
左膝蓋骨の両側に当てて
患者さんの左股関節・膝関節を屈曲、伸展させる。

⑬術者は患者さんの左膝関節を両手で包み込み
術者の両拇指を患者さんの
左膝蓋骨の下縁に当てて
患者さんの左股関節・膝関節を屈曲、伸展させる。

⑭この⑪~⑬の一連の動作を3回繰り返します

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