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【佐々木繁光】肩に関する操法の解説

先生、こんにちは。
佐々木マニピュレーションドットコムの佐々木 繁光です!

この「肩に関する操法」というのは宮本先生から私が伝授したものです。
それを私がアレンジして分かりやすく解説したテクニックです。
簡単に言いますと「腕の操体法」と「三軸矯正」を簡単にしたものです。

この「肩に関する操法」は力任せに行うものではなく
術者は患者さんの筋力に合わせて行ってください。

この「肩に関する操法」は「四十肩」の症状にはとても有効な操法です。
そして痛みがある方には最初に行うべき操法です。

それでは「検査法」と「操作法」の説明に移ります。

「検査法」

まずは骨に障害がないか事前に病院で検査をしてもらいます。
患者さんに腕を前後左右にゆっくり動かしていただき
可動域と痛みがどのくらいあるかを確かめます。
もちろん「新・一瞬整体」の「動診法」を行うと
どこが原因しているかがわかります。
新・一瞬整体
https://sasaki-manipulation.com/dvd6/index_a.html

「操作法」

(患者さんに腰かけていただき行います。)
右腕で説明いたします。

【その1】

  1. 術者は患者さんの右腕を肩の高さに前に伸ばした状態にします。
  2. 術者は患者さんに伸ばした右腕を下に下げようとしてもらい術者はそれに対し若干の抵抗を加えます。
  3. 2~3カウント後瞬間的に力を抜いてもらいます。
    (スパっと言ったら力を抜いてくださいと打ち合わせをしておきます)
  4. この一連の動作を3回繰り返します。

【その2】

  1. 術者は患者さんの右腕を肩の高さに真横に伸ばした状態にします。
  2. 術者は患者さんに伸ばした右腕を下に下げようとしてもらい術者はそれに対し若干の抵抗を加えます。
  3. 2~3カウント後瞬間的に力を抜いてもらいます。
    (スパっと言ったら力を抜いてくださいと打ち合わせをしておきます)
  4. この一連の動作を3回繰り返します。

【その3】

  1. 術者は患者さんの右腕を肩の高さに真横の位置にしてもらいその右肘を約90°に曲げた状態にします。
  2. 術者は患者さんに右肘で肘打ちを
    ゆっくりするように後ろに動かしてもらい
    術者はそれに対し若干の抵抗を加えます。
  3. 2~3カウント後瞬間的に力を抜いてもらいます。
    (スパっと言ったら力を抜いてくださいと打ち合わせをしておきます)
  4. この一連の動作を3回繰り返します。

【その4】

  1. 術者は患者さんの右腕を肩の高さに真横の位置にしてもらいその右肘を約90°に曲げた状態にします。
  2. 術者は患者さんの右手首を
    右手でひっかけるように持ち
    患者さんに右手を前に伸ばしてもらい
    術者はそれに対し若干の抵抗を加えます。
  3. 2~3カウント後瞬間的に力を抜いてもらいます。
    (スパっと言ったら力を抜いてくださいと打ち合わせをしておきます)
  4. この一連の動作を3回繰り返します。

【その5】

  1. 術者は患者さんの右腕のわきの下に
    左腕の肘の内側が当たるようにして
    肘を曲げて術者は反対の右腕で患者さんの右腕を
    下に引っ張りながら下げようとします。
  2. この一連の動作を3回繰り返します。

【その6】

  1. 術者は患者さんの右腕を肩の高さに真横に伸ばした状態にします。
  2. 術者は患者さんに伸ばした右腕を
    クルクルと回してその腕を術者は前に動かします。
  3. 術者は患者さんに伸ばした右腕を
    クルクルと回してその腕を
    術者は後ろに動かします。
  4. この一連の動作を3回繰り返します。

※「三軸矯正」の理論を応用しています。

*注意点等
「肩の操作法」は力任せに行うと痛いですから
慎重にゆっくりと痛くないように操作してください。

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