【橋本典之】クライアントの臨床報告その２

先生、こんにちは。
ソーラ・ヒーリングアソシエーションの橋本 典之です。

クライアントの臨床報告をしますね。

僕のところには精神的な疾患の人が多いんだけど、
原因が分からない、病院へ行っても、
何しても良くならないって場合の人が人伝で来てくれます。

でも、そういったクライアントの方が、
本当はこっちもやりやすいんだよね。
もう行くところがないっていうのがいいよね。

どうして良いのか？っていうと、
もう選択肢がないから、人は真剣にもなるし、
それに普通の治療じゃもう治らないって分かっているからね。

だから楽なんだよね。
そんな人の方が僕の話をしっかり耳を傾けて
真剣に聞いてくれたりもします。

そんな風にいろんな治療を経験してきたクライアントは、
必ず原因が外側にあると思っていたのですよ。

「何か内臓の問題ではないのか」
「骨格の歪みじゃないのか」
それとも「なにか病原菌の問題じゃないのか」

そうやっていろんな検査もやっていますからね、
いくら検査やっても何の問題もない・・・
外側には本当の原因はないから治んないという事を
経験で知っているんですね。

本当の原因は自分自身にあるという事をどこかで気づいて、
僕のところにくるのです。

先日も、「歯が痛い」というクライアントが来ました。
もう痛くなって1年がたちます。

早朝寝ているときにも痛くて、顔を洗う時にも痛みがあり、
それ以外では痛みはありません。

歯科医に行っても
「神経を抜いているんだから、痛いはずがない」
そう言われて、特に治療もなく鎮痛剤を処方されるだけです。

病院にいっても、言う事は全く同じで
鎮痛剤を処方されるだけでした。

クライアントはもう1年もいろんなところで診てもらったけど、
一向に良くなる気配がないと気持ちも落ち込んでいました。

そんなクライアントの身体は一般的な歪みがあって、
それが直接、歯の痛みになるとは到底思えませんでした。

チャクラをみると首のチャクラや
お腹のチャクラに不調和がありました。
チャクラをヒントにカウンセリングを開始しました。

家族の問題が歯と大きくかかわりがあると感じて、
息子さんやその家族の話をすることになりました。

そうしたら、息子さんの子供が
高校生で赤ちゃんが出来て、高校を辞めて、
今は遠方に引っ越していることが分かりました。

クライアントはまだその子が小さい時から親代わりに、
その子を育てたそうです。

その子が突然赤ちゃんが出来て、
遠くに引っ越してしまい、今では連絡もつかず、
待つしかない・・・そう仰るのです。

これも書き出すと、とてつもなく長くなるので割愛しますが、
結局はその出来事が大きく影響していたんです。

ざっくりとしか書けませんが、
自分の勝手な思い込みで、知らずしらずの内に
自分を苦しめているっていう事は良くあることです。

そこに気づき、なぜそのように思うのか？
どうしてその思いが間違っているのか？
を淡々と僕はクライアントに説明していくのです。

そのお話を始めると、クライアントの表情も変わっていき、
明るくなり、顔にも血色がもどり、
「急に楽になってきた」と仰りました。

どんな思考が良くなく、どうしてそう思ってしまっていたのか？
という気づきが身体を改善していくには絶対必要なのです。

どんな思考が良くなかったのかが分かったクライアントは、
自分を責めていたことや、相手を疑っていたことに
気づくことが出来ました。

2回目に来院した時には50％くらい痛みが消えて、
3回目にはもう完全に痛みが消えていました。
大変喜んでいただきました。

その後、そのお孫さんが、
なぜ連絡が取れなかったのかという真実も
本人から聞けて、心はすっきり。

良く考えたら分かりそうな心の問題ですが、
自分のことが一番分かっていない
というのが真実なのでしょうね。

このように心の問題が
原因である疾患は本当に多いんですよ。

これからは心の時代に突入します。
５Gなどの影響もあって、
いまよりもっと精神疾患も増えてくると思っています。

ざっくりとした臨床報告で申し訳ありません。
しかし、心の問題を解決すると
身体の治癒力は必ず上がります。

心と身体は両輪なのです。

ソーラ・ヒーリングアソシエーション
橋本 典之

---