腰の手技

【佐々木繁光】股関節の具合の悪い患者さん

先生、こんにちは。
佐々木マニピュレーションドットコムの佐々木繁光です!

股関節の具合の悪い方の特徴的な歩き方は良い方の足で悪いほうの足を持ち上げながら悪いほうの足を前に置きます。
この繰り返しで歩いていることになります。
ですから、良い方の足をまずは前に出すということです。

施術法はまずは全身を延命学で調整する。
(延命学以外でもOK)

中殿筋操法でまずは大転子周辺を柔らかくする。
次に腰椎5番の調整法で股関節に関係するL5を調整する。
次に股関節調整を行う。

横向きになってもらって体の横の凝りを3種類のポジションで取り去ってゆく。
うつ伏せになって股関節に対するニュー・テクニックを行う。
(DVD「新・一瞬整体」に載っています。)

仰向けになって両膝を立ててもらい鼠径部周辺に刺激を入れる。

股関節は人間の関節で最大の関節です。
股関節のくぼみに大腿骨の骨頭がはまった状態です。
そして様々な筋肉が関係しています。

股関節の可動域が悪いと肩の上がり方にも影響があるようです。
股関節を人工関節にした方は首の具合が悪くなったり、頭が重い感じになったり、肩に痛みを感じるようになったりするようです。

人間は2本足で歩行をするようになって股関節を十分に動かさなくても歩けるようになってしまいました。
そして、股関節は後ろには脱臼しない仕組みになっています。
ですから前にずれているような方が多いのです。

股関節は顎関節にも関係しているようです。
顎関節症の場合はまずはL5の調整法を行い頸椎一番の調整法を行い、最後に顎関節の調整をするといいです。

尾骨調整法はどのような患者さんにも調べて行ったほうがいいと思います。
注意点はいきなり尾骨に触れないということです。
患者さんにこういうわけで尾骨を知らべますがよろしいですかと断りを入れてから検査しましょう。

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