上腕神経痛とは上腕神経に沿って痛むもの、しびれるものを言います。
皆さんはもちろんご存じだとは思いますが、上腕神経は頸椎の下部から胸椎の上部から手の先まで伸びている神経です。
とても細かくのびています。
もう一つ上腕神経痛と間違える症状は、脳血管障害です。
脳血管障害の後遺症も上腕神経痛はあります。
ここで問題なのは脳血管障害は中枢神経系です。
もちろんご存じとは思いますが中枢神経とは脳から背骨の中をとおっている神経です。
これを人は「中枢神経」と名付けたのです。
そして脳血管障害は片側全体に障害が出ます。
上腕神経痛は末梢神経系です。
末梢神経とは背骨から枝分かれした神経です。
これらがわかりませんと診断を誤りますのでご注意ください。
脳血管障害の後遺症で手がしびれる等も施術によって楽になってきますが時間がかかります。
患者さん側は早く治りたいという希望はどなたでもありますので、施術を行う上で患者さんにしっかりと施術は長くかかりますと説明が必要です。
さて、上腕神経痛といっても様々なタイプがあります。
まずは「新・一瞬整体」の動診法でゆがみをチェックしてみましょう!
これではっきりと左右差が出ていれば「新・一瞬整体」の体操法を行えば相当効果が上がります。
「新・一瞬整体」の使い方でも説明いたしましたが、この体操法だけで効果がありますから、患者さんとの信頼関係は築かれ後の施術がはかどります。
まずは是非お試しください。
特に「寝違え操法」は瞬間的に手のシビレが解消する可能性を持っています。
次のタイプは動診法にはあまりはっきり出ないタイプで左上腕神経痛ならば胃とか膵臓の疲れと判断してみてください、そして胃のツボ膵臓のツボを押してみてください。
瞬間的に上腕神経痛が楽になる可能性があります。
右ですと、肝臓、胆のうが関係いたします。
次にこのどちらにも当てはまらないタイプは「自律神経失調症」です。
「整神術」は有効です。
もちろん頸椎、胸椎のゆがみが関連いたしますので各操法は下記のDVDでご確認できます。
佐々木マニピュレーションドットコム
佐々木 繁光