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脳脊髄液の働き、循環を整えるSOT（仙骨後頭骨テクニック）について
まだまだすべてが解明されていない脳脊髄液の働きではありますが、心身の不調を引き起こす原因として近年注目されるようになりました。
ここでは脳脊髄液の働きや免疫力との関係、循環を整えることができるSOT（仙骨後頭骨テクニック）についてご紹介していきます。
脳脊髄液の働き
「脳脊髄液」とは、頭蓋内もしくは脊柱管内に存在する半透明な液体です。
脳内の脳室と呼ばれる部位で1日に500ml程度が生産されており、脳を脳脊髄液に浸して守りながら循環させています。
その役割については完全に解明されていないのですが、循環が悪くなることによって心身の障害を引き起こすために、脳外科や神経内科において疾患の検査所見で注目されています。
自律神経の働きやホルモンの分泌に大きな影響を与えることが分かっているため、循環させることがとても重要であると考えられます。
そのため、脳脊髄液の調整に着目した施術家が増えています。
脳脊髄液と免疫力の深い関係について
世の中にはどこで治療してもなかなか良くならないという症状がたくさんあります。
しかし、脳脊髄液がスムーズに流れることによって、自律神経や血流、筋肉の働きを正しい状態に導いていくことが可能です。
症状を引き起こしている根本の原因は、生命力・免疫力が低下してしまっていることが考えられます。
腰痛や肩こり、膝痛、冷え、頭痛などの症状は、誰にでも生じる身近な症状ではありますが、慢性的に悩まされているという方は多いのではないでしょうか。
病院に受診しても一般的な症状の場合、鎮痛剤や湿布薬などが処方されるだけのことがほとんどです。
その根本的な原因に対する治療を行っていないのですから、いつまでも治らないことは当然のことでしょう。
また、ぜんそくやアトピー性皮膚炎などのアレルギーやうつ病をはじめとする精神疾患を引き起こす方もどんどん増えている状況です。
それらについても強い薬が処方されることが多いですが、副作用に悩まされながらも続けなければなりません。
しかし、生命力・免疫力が低下している中でそれらの治療を続けていても、なかなか良くならないことはイメージできるのではないでしょうか。
脳脊髄液の循環を整えるSOT（仙骨後頭骨テクニック）とは
脳脊髄液に着目した施術法として注目されているものの一つに、M.Bディジョネットが提唱したSOT（仙骨後頭骨テクニック）と呼ばれる手技療法があります。
脳脊髄液の流れを良くすることによって脳を活性化させ、生命力・免疫力を向上させることができるものです。
SOTとは「Sacrum（仙骨）」「Occiput（後頭骨）」「Technic（テクニック）」の頭文字を取って名づけられています。
オステオパシーとカイロプラクティックの長所が取り入れられているテクニックですが、仙骨と後頭骨との関係に着目しているのが特徴的です。
仙骨と後頭骨は規則的に動いており、心臓のポンプのように脳脊髄液を循環させていることが知られています。
この動きのことを「仙骨ポンプシステム」と呼ばれていますが、このシステムが滞ってしまって脳脊髄液の循環が悪くなってしまうと、健康に対して大きな影響を与えてしまうのです。
ようやく近年になって、この仙骨ポンプシステムについて着目されるようになりましたが、世界的には免疫力に影響を与えるものとして注目されているのです。
脳脊髄液の循環を調整する2つの施術法を紹介します！
宮野博隆先生『脳脊髄液調整法（CSFプラクティス）』
岡本和之先生『AOTメソッド』
脳脊髄液に着目して症状を正しい状態に導いていく施術法を2種類ご紹介いたします。
とても注目されている施術法であるため、施術家の先生のために、その学び方についてもお伝えしていきます。
いずれも動画が無料公開されていますので、ぜひ視聴してみてください。
宮野博隆先生『脳脊髄液調整法（CSFプラクティス）』とは
宮野博隆先生は、脳脊髄液の流れを調整し、不調や痛みなどの症状を正しい状態へと導いていく理論とテクニックの第一人者です。
脳脊髄液調整法（CSFプラクティス）とは
『脳脊髄液調整法（CSFプラクティス）』は宮野先生が考案した施術法であり、頭蓋骨の形を整えることによって脳脊髄液の分泌を促し、生命力・免疫力を高めていきます。
脳脊髄液調整法で特徴的なポイントは、生命力・免疫力に着目しているという点です。
一般的な手技療法をみていると、そのほとんどは痛みや不調を軽減させることが目的となっていますが、脳脊髄液調整法では人間が持っている治ろうとする力を利用していることが分かります。
実際に科学的な実験や検証を行った結果、この調整法によって脳の血流が改善し、脳組織代謝が活性化していることが分かっています。
宮野博隆先生プロフィール
宮野博隆先生は、柔道整復師、あん摩マッサージ指圧師、鍼灸師としてだけではなく、アメリカの「SOTアドバンス」「クラニアルテクニック（頭蓋骨）」にも合格されており、国際仙骨後頭骨学会研究者大賞も受賞されています。
また、日本人では唯一となる「米国SOT優秀インストラクター賞」も獲得されています。
アメリカではSOT（仙骨後頭骨テクニック）をディジョネット本人から学ばれました。
さまざまなテクニックを学ばれたうえで『脳脊髄液調整法（CSFプラクティス）』を考案し、治療を行うかたわらで後進の育成にも注力されています。
『脳脊髄液調整法（CSFプラクティス）』を学ぶには
宮野先生が考案した脳脊髄液調整法（CSFプラクティス）を学ぶには、『ソフトブロックセミナーDVD～たった5秒で背骨が真っ直ぐになる脅威のテクニック～CSFプラクティス 脳脊髄液調整法』を視聴することをおすすめします。
このDVDによって、あらゆる症状の根本的な原因について知ることができ、脳脊髄液の流れによる身体への影響を学ぶことができます。
もちろんテクニックも分かりやすく解説されていますので、すぐに実際の施術で活用することができます。
岡本和之先生『AOTメソッド』とは
岡本和之先生は、頭蓋骨調整によって脳脊髄液の流れを正すことによって、身体の内側から免疫力を高め、アトピー性皮膚炎やぜんそく、花粉症などを正しい状態に導いていくという施術法『AOTメソッド』を考案されています。
『AOTメソッド』とは
『AOTメソッド』は岡本和之先生が考案した施術法で、脳脊髄液の分泌を促して免疫力を高めることによってさまざまなアレルギー症状を改善に導く施術法です。
そのため「免疫アレルギー整体」とも呼ばれているものです。
脳脊髄液を調整する方法であり免疫力に着目している施術法になりますから、アレルギー症状だけではなく、あらゆる症状にも対応可能です。
アレルギー症状がどのように改善したのか、まずはそのビフォーアフターを下記よりご覧いただきたいと思います。
『免疫アレルギー整体～治療家がアレルギーにも対応できるスーパーメソッド～』
岡本和之先生プロフィール
岡本和之先生は、「外科的な疾患以外なら必ず改善できる」と断言するほど、『AOTメソッド』に対する自信と確信をお持ちです。
現在は自身が開業されている施術院（カイロオフィス神戸快癒館）で施術を行うかたわらで、『AOTメソッド』の普及に務められています。
さまざまなテクニックを学ばれて『AOTメソッド』を考案し、現在は日本アレルギー克服協会の代表理事も務められています。
『AOTメソッド』を学ぶには
岡本和之先生が考案したAOTメソッドを学ぶには、『免疫アレルギー整体～治療家がアレルギーにも対応できるスーパーメソッド～』を視聴することをおすすめします。
免疫アレルギー整体で改善できる症状や疾患には、
アトピー性皮膚炎
花粉症
ぜんそく
蕁麻疹
肩こり
首こり
腰痛
などをはじめとして、頭痛やめまい、睡眠障害、パニック障害、統合失調症などにも対応することが可能です。
特に、施術家にとって手の出しにくいアレルギー症状に対する施術法を学ぶことによって、他の施術院との差別化を図ることも可能です。
そのため、このDVDでは実際の臨床で活用できるテクニックだけではなく、治療院経営に関するエッセンスも含まれた内容になっています。
アレルギー症状をはじめ、さまざまな症状に対応できるテクニックを習得したいという施術家の先生であれば必見のDVDだと言えるでしょう。
