先生、こんにちは。
関節アングル整体癒楽心体療法松本式内臓施術メソッド代表の松本恒平です。
だんだん、寒くなってきまして暦的には冬に入りましたね。
この時期から段々、内臓の弱り、免疫も落ちてくる方もいらっしゃいますね。
今日は、内臓治療のポイントをお伝えしていきます。
【内臓の治療ポイント】
①内臓の施術にあたり、内臓を直接やることは少ないです。
理由としては、内臓体制反射。
体制内臓反射があるからです。
脊柱のゆがみがおこることで、内臓の症状が出ることがあります。
これが、体制内臓反射。
「病院行って検査しても異状ない。治らないんですよね。薬飲んでも治らないんですよね」というパターンですね。
これは、内臓の問題よりも、膜や関節性問題がある可能性が高いんです。
実際に、脊柱のところで内臓症状が書いてある図を見たことありますか?
内臓症状の影響は脊柱からくることが多々あるのです。
そのため、骨格の矯正は何かしら覚えておく必要があります。
関節アングルで、アングルを取ってプッシュプルテクニックを使い、刺激をくわえていくことで関節の動きを正常に可動域が回復すれば内臓とつながっているので、結果的に内臓の調整につながってきます。
②内臓の問題
内臓の問題だと実際に、内臓体制反射で、皮膚や筋肉に鈍痛としてあらわれます。
おへその周囲には、おへそを中心に、左が肝臓点、右が肺点、上が心臓点、下が腎臓と漢方ではなっています。
しかし、これをデルマトームに当てはめると胸椎9,10前後の体制内臓反射と当てはめることもできます。
また、アングルでは、足をくるぶし2つ分だけ外側にもっていくと肝臓の治療になります。
アングルを取りながら刺激をくわえていくことで、体の体形、姿勢を整えることができます。
③リンパの治療
内臓のリンパは、免疫をあげるのに役立ちます。
肝臓などは、下大静脈につながり、横隔膜に連結してきます。
横隔膜の可動性が悪くなると、リンパは、排液がうまくいかず、腰痛の改善が遅れてしまいます。
そのため、肝臓自体を、とらえながら1分~3分ゆっくり振動を加えていきます。
そうすると排液は高まり、免疫系、排液の状態が高まっていきます。
今日は、内臓治療の基本的なお話をさせてもらいました。
ぜひ、患者さんにためしてみてくださいね。
関節アングル整体
松本 恒平