頭・首の手技

【佐々木繁光】特殊操法の解説「眼圧調整法」

先生、こんにちは。
佐々木マニピュレーションドットコムの佐々木 繁光です!

佐々木マニピュレーション法セミナーDVD<頭蓋骨矯正法・特殊操法編>

「眼圧調整法」

この操法は亀井進先生が考案した「身体均整法」を基盤として宮本紘吉先生が分かりやすく簡単にしたものです。

頸椎3番を操作するといったもので頸椎3番と言っても頸椎3番あたりで、あとは手の触診という事になります。

手の感覚を養っていくように訓練が必要です。
何回も何回もの実践的な練習が必要なのです。

宮本先生はある患者さんの施術中に「佐々木ここを触れてみろ!」と良く実践的に教わったものです。
私もそのようなセミナーを行っていますが、なかなか貴重な体験ですね!

その3番あたりを指で探って硬結(硬い所)を見つけたら、3段階に圧を強めるように押して、3カウントその圧を保って、次に3段階で圧を弱めてゆきます。
これを3回繰り返す。

反対側も同じことを行います。

患者さんに眼圧に変化が起きたことを自覚していただくために最初に患者さんに自らの指で目を閉じた状態でマブタの上から眼球を軽く押してもらって眼球の硬さを覚えておいてもらい、捜査後に同じように自分で眼球の硬さをチェックしていただくという事を行えばよくなったという事が自ずとわかっていただけます。

この首の操作法と合わせて最近私が発見した肘のところ(肺経)にある眼圧調整のツボを刺激すると相乗作用が出て症状が一段と改善されます。

この「眼圧調整」により眼圧はもちろん改善されますが、眼圧のみならず目の疲労も改善されてゆきます。

そしてこの頸椎3番のツボは開閉(開いたり閉じたりする)のバランスを改善するところなので耳がふさがった感じとか鼻づまり又は高山病にも効果が期待されます。
高山病には心包経の皇方指圧が良く効きます。

この頸椎3番に合わせて頸椎7番、胸椎4番、胸椎8番、胸椎12番、腰椎4番にも同じ刺激を与えるとより一層の効果が期待されることでしょう。  


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