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【橋本典之】治せないクライアント

先生、こんにちは。
ソーラ・ヒーリングアソシエーションの橋本 典之です。

どんな治療法でも治せる人と治せない人というものがあると思います。
私のようなエネルギーの治療だとなんでも治してくれるように勘違いして来られる人もいます。

正確には「治せない」のではなく「治す準備ができていない」と言った方が正しいと思います。

この「治す準備」というものですが、病気や今現れている症状は身体の持ち主であるあなたへの警告であったり、なんらかのメッセージだという事です。

私はクライアントの代わりに身体の声を聴いて、それを伝えることで身体に現れている症状を改善するのですが、たとえ身体の声をクライアントに伝えたとしても、相手のこころに届かず、又は届いたとしても響かないようでは、身体の変化というものは思ったように起らないというものです。

いくらこちらが相手の為を思ってメッセージを伝えたとしても、受け取る側が無関心でいたのなら全く私の役割が意味のないものになってしまいます。

そもそも身の回りにトラブルが起きる原因はなぜなのか?という自分を省みるという思いが無ければ決して症状の改善は起きないようになっています。

その自身を省みる行為こそ、とても重要なものなのでしょう。

意識のレベルというものは人それぞれ違っているものですが、人によって目の前の現れる問題の大きさやその内容、種類が違うのも、そもそもその問題があなた自身の意識レベルを上げる目的でそこに現れているからなのです。

今、悩んでいる問題が原因でひざ痛が起きているのなら、その悩みがいつまでも消えずに持ち続けていた場合は、ひざの痛みも消えることはないのです。

その問題を自分の見方や考え方が変わることで違った角度から見えるようになって、思考が変わること、そして問題に対する深刻度が減ってきたときにようやく意識レベルが上がり、身体に現れる症状も軽減し消滅していくものなのです。

なので、初めから身体のメッセージを聞く耳をもっていなかったり、直面する問題を他人事のように感じていたり、私ばかりどうしてこんなつらい目にあうんだろう…という利己的な気持ちである人はどうしても治す事を私はできないのです。

だからと言って、聞けない人に無理やりに言っても仕方がないことなので、じっと聞いてくれるタイミングを待つこともするのです。

一方的に治せない原因をクライアントの問題だと決めつけるわけではないですが、手技療法でもなんでも、治せるものと治せないものと区別した場合、このような問題もあるという事を覚えていていただけたら、治せない自分を責める必要な少しはなくなるように思います。

治療家としてはお役に立ってなんぼ…ってところですが、スピリチャル的には治るもの、治らないものは、「治って良いものと治ってはイケないもの」という事が私たちの知らないところで決めごとがあるような感じでしょうか。

ソーラ・ヒーリングアソシエーション
橋本 典之


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