先生、こんにちは。
ソーラ・ヒーリングアソシエーションの橋本 典之です。
肉体に傷跡が数年残るように、エネルギーにもその時に受けた傷跡はしっかりと残り記憶されているのです。
その傷は深く潜在意識に刷り込まれ、あなたというパーソナリティを形成していき、自分らしく生きることを忘れさせ、輝く事を躊躇させているのです。
そういう意味にで、過去の情報を得る事はとても重要なのです。
過去のエネルギーを感じる事が出来ると、カウンセリングに良い結果を与えることが多いようです。
人は、過去の出来事を忘れているかのように記憶に蓋をしています。
過去のネガティブな経験ほど記憶の奥にしまい込んでいます。
しかし、記憶では忘れているように感じていても、そのクライアントは無意識にその過去のネガティブな経験によって自分をコントロールしている場合が多いようです。
幼少の頃の惨めな経験や、笑われた経験、認められない想いなどを心の奥で拒否し、同じ経験を無意識で避けるような言動を行うのです。
そうやって人は幼いころからの苦い経験を避けたまま成長していくのです。
無意識な不安や恐れは本人も気づかないうちにその人を形作っていき、自らの思考に歪みを作ったり、自らを表現することに対し恐怖を感じたりして、自分自身に嘘をついて生活することになるのです。
過去のネガティブな経験は無意識で避けるようになっていますが、その思考が今の自分にとって不調和であると感じたのであるなら、自分自身を良く見つめ、不安や恐れで逃げている、又は成長を止めているものを認めて受け入れ、それを乗り越える勇気と努力と行動が必要なのです。
その為にも、過去のエネルギーを感じて、クライアントに対し因果関係を伝え、魂の成長の手助けをすることが必要なのです。
過去のエネルギーは、エネルギー体やチャクラにも感じられます。
過去のエネルギーを引きずっているチャクラのエネルギーは奥行が存在します。
奥行といっても想像は難しい表現ですが、体の正中線が「 今 」にあるなら、正中線より後ろにチャクラを感じるのなら、過去からエネルギーを引きずっていると言えます。
過去~現在~未来と、我々の魂は一本の絹糸で繋がっているにではないかと思えるほど精妙にその存在を確認できます。
チャクラの過去の不調和なエネルギーにクライアントが気づき、過去を改め、未来に生きる思考に変わっていくと、エネルギー体の傷も癒されていくのです。
それは、今まで本人も気が付いていなかった重い荷物を下ろしたかのような軽快さと足枷を外したかのような自由を得た生まれ変わった自分に気が付く瞬間なのです。
人は何度でも生まれ変わると言われていますが、過去の囚われから解放された時が、産声とともに生まれ変わる時なのです。
ソーラ・ヒーリングアソシエーション
橋本 典之