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【橋本典之】光と影

人間の身体を太陽に向けて立つと、
光の当たっているところと、影になる部分があるように、
人の意識も光と影の部分というものが存在しています。

それは顕在意識潜在意識です。

光に当たる部分が顕在意識で、影の部分が潜在意識だと思います。

顕在意識は全体の意識の10%と言われていて、
潜在意識の方は90%と言われています。

我々が常日頃、思考を働かせていることは
意識のたった10%に過ぎないという事です。

自分が考えている事思っていることが全てだと思い込んでいるだけで、
実は潜在意識ではもっといろいろなことを考えていたり、
感じていたり、思っているわけです。

身体に現れる症状も見える部分だけを追いかけていると、
10%の部分からしか情報を得ることが出来ないという訳ですから大変苦労するのです。

しかし、この潜在意識の90%の情報を
もし受け取ることができたなら、

今以上のもっと治療効果を上げられると思います。

その手段として私はチャクラやエネルギー体というものを昔から使用している訳です。

そのような毎日を過ごすことによって、
本人も気づくことのないところに心の問題があることに気づいて、
それが現在の症状に直結しているという場面に何度も遭遇しているのです。

たった10%の情報しかないところから一生懸命に情報を得ようとするのは、
目隠しをしてプールの中の一個のボールを拾うようなものだと思っています。

私が10年前に選択したのは、
潜在意識というそこへ入っていけば情報が溢れるほどあるという場所でした。

はっきり言って未知の世界でした。

当時、治療家さんの誰一人としてチャクラや
エネルギー体などと言っている人は一人もいませんでした。

そんな状況でしたが、誰も言っていない世界なら私が行こう。。
そう決めて新天地を求めて歩んでいったのです。

多くの人は光に対して関心をもちます。
それはいたって正常なのだとおもいます。

でもその当たり前の事には答えがない場合が多いように感じているのです。

人は顔では笑っていても心で泣いていることがあるように、
本当の事を人に見せないという事をする生き物なのです。
痛みがあれば、その痛みしか見せる事をしません。

その痛みに影にはいったい何があって、
どのような苦しみを体験したのか…という本当の問題が隠れているのです。

そのように光と影は一対であることを常に心がけていることで
見えないものもいずれ見えてくるように私は思っています。