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【茨木英光】謎の風邪から脱出できた2つの要因

みなさまこんにちは。

今日は僕が1年前に感染した謎の風邪についてです。

昨年の10月に風邪にかかり、すぐに治ると思ったのですが
肺のウイルスが出ていかず、2ヶ月も休職してしまいました。

その時はもう一生復職できないかと思ったほど
毎日が呼吸困難全身倦怠感で苦しんでいました。

何件も病院に行って検査を受けても
コロナもインフルエンザも陰性
肺のレントゲンを撮っても異常なしでした。

でも自覚症状としては、肺に菌かウイルス
何か嫌なものが存在していました。

僕はそれを「肺の住人」と呼んでいました。

この肺の住人がずっと居座って、
一向に出ていってくれなかったのです。

でも2つの要因のお陰で治ることができました。

・1つ目はイベ◯メクチンです。
これは元来寄生虫の薬として用いられていたもので
コロナに効くと言われ始めていましたが
結局承認はされなかった薬です。

僕が一番症状が重かったときに友人が持ってきてくれました。
それを飲んだ日からほんの少し良くなった感じがしました。

プラシーボと言われたらそれまでですが
感覚としては軽くなったことを覚えています。

あの時、薬を持ってきてくれた友人には
本当に感謝な気持ちでいっぱいです。

・2つ目はエクササイズボールです。
これは息を吹き込むために購入しました。

症状の重かった時に病院で肺活量を調べる
咳で息を吸い込めないので
89歳と結果が出てしまいました。

これはなんとか肺活量を上げていかなければ
20センチほどのエクササイズボールを購入しました。
ストローが付いているので、それで膨らませます。

始めは10回くらい息を吹かないと、パンパンまで膨らみませんでした。
でもそれを行うと、少し体が楽になる感覚がありました。
ウイルスがボールの中に出ていってくれた感じです。

膨らますことを毎日行っていると、
10回が9回になり、力強く吹くことができるようになってきました。

その頃から肺の住人も小さくなる感覚があり
倦怠感からも開放されて行きました。

特にパンパンに膨らんだ状態から、更に吹き込むと
肺がぐっと膨らむ感じがあり、それが爽快感となっていました。

・救命士が教えてくれた気づき
この話を最近、救命士の友人に話したところ
彼はこのような話をしてくれました。

「呼吸困難な患者さんは肺胞が縮んでいて機能していない
 そのような場合、機械を使って肺に空気を送り込む
 そうすると肺胞が膨らんで機能し始める。」
とのことでした。

エクササイズボールがパンパンに膨らんでから
更に息を吹き込むと、もうボールには息は入らないので
その圧力で肺胞が膨らんで、僕の肺は機能し始めた
そういうことだったのです。

その爽快感の理由が納得できました。
単に息を強く吹くのとは違い
エクササイズボールを使う理由はここにありました。

手技療法における日々の臨床も
思いついたアイデアに対しての仮説と検証の繰り返しです。

我々は大学の研究者ではありませんから
エビデンスを確立してからでは遅いのです。

良いと思ったことを患者さんに提供し
その場で良くなっていただくことが我々の使命です。

皆様もエクササイズボールとか、ビーチボールとか
何かを膨らませて肺を鍛えてみませんか。

1回やるでけでも頭に酸素が届き、
全身がスッキリしますよ。

今年もどうもありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

茨木英光

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