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【橋本典之】自分で考える楽しみ

「自分で自分の身体は治りますか?」
よくあるセミナーでの質問です。

そんな時は、
「触らない治療を勉強しているんだから、
 自分で自分の身体を治療できるんじゃないですか」
と返します。

よく質問されることで、
私自身疑問に思うのですが、

皆さん質問する前に自分でやってみたら、
すぐに答えがわかるのに、
どうしてやる前に聞いてくるのだろうか?
と思ってしまいます。

聞けばそれは簡単に答えを得ることは可能ですが、
それ以上のものは入ってこないというものです。

自分であーでもない、こーでもないとやるから
思いもしなかったものがギフトのように手に入るのです。

今の時代は、なんでもただ同然で手に入る時代ですね。

インターネットで検索したら数秒で、
自分が欲しい情報が手に入る。

でもそれは手に入ってはいなくて、
少しの間だけあなたの思考に入ってきて、
すぐに出ていってしまうような、軽い存在なのです。

苦労して情報を得た人と、
簡単に手に入れてしまった人の違いは
見ためでは分かりずらいですが、

言葉の重みであったり、その後探求する道において
大きな差になって現れてくることは
間違いないことだと私は思っています。

別に聞くことが悪いという事ではなく、
言われた通りやったらできた!ことは、
本当にそれがモノになったのかどうか?は
疑問に残るところです。

過去のDVDでも、そのDVDを観たらできました!

という方が多くおられましたが、その方々は
今でもソーラヒーリングをやっているのか?と言えば、
決してそうではないはずです。

おそらく違う手技をされている方の方が
多いように思います。

それは選択する自由がありますから
何も問題はないのですが、
何か勿体ないように感じてしまうのです。

ヒーリングに限らず、
手技の方法でも全く同じようなことが言えると思います。

簡単に出来るようになったものというものは、
それほど奥深い技術ではなく
表面的な誰にでもできる簡単なものであって、
それが全てではないはずです。

本当はもっと奥深く、
簡単には手に入らないものだと思っています。

誰にでもできるはずである、
世の中の手技であったり、ヒーリングは
世の中の進化と共に、多くの人に、
その道を研削するチャンスを与えてくれている
ように感じます。

誰もが技術を得ることが容易なこの時代です。
それを捨てることもこれ簡単な訳です。

せっかく得た技術をもっと研削して、
自分のものになるくらいに探求していくことが
今の時代にはとても欠けているように思えてなりません。

多くの手技テクニックは
根本では同じ原理原則のもと働いている
ように思いますので、

どれを学ばれても結局は同じなのですから、
縁のあった技術を一生磨きを掛けることができたら、
素晴らしい人生になるのではないでしょうか。

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