先生、こんにちは。
茨木英光です。
「モテたい」とは誰もが思うことではないでしょうか。
もっと根源的なことをいうと、自分が認められたいという承認欲求とは性欲よりももっと強烈な欲求です。
だれからも好かれない、誰からも認められないという生き方は死んだも同然だからです。
マズローの欲求5段階説によると、
始めに生理的欲求
以下安全の欲求
社会的欲求
認証欲求
自己実現の欲求
とあります。
なので比較的優先順位の低い欲求とも言えますが、それでもこの欲求は人格を形成する上で非常に重要です。
モテるとは説明するまでもなく、多くの異性から好意を寄せられることを一般的に言うのですが、これってギャルみこしの上に乗っかって、多くの女性にワッショイワッショイと担がれている状態に似ています。
自分1人だけが高い視線のところに位置しているような感じです。
モテるというより「持ってもらっている」とも言い換えることができます。
アニメやドラマでたまにそのような設定のものがありますが、それって大して楽しい生き方ではないのです。
一方で「持てる」とは、自分が相手を持ち上げることができる、力のある状態を指します。
「あなたに対して何が協力できますか」という気持ちです。
これは先程のみこしとは逆で、自分の視線の方が相手より下になります。
人はただ受けるだけでは幸せにはなれない生き物です。
同時に与えることも自分にとって大きな喜びとなります。
ですので、どれだけ異性に好かれるかばかり気にしないでその人をどれだけ助けることができるのか、そこに注目して生きて行ったほうがより楽しい毎日となるのではないでしょうか。
前回、人間関係はギブファーストよりテイクンファーストだということをお話しいたしました。
始めにすでに受けているので、その分を別の人にお返ししていくという連鎖です。
始めに愛を受けていると思えると、他の人に対して何か良くしてみたいという思いが自然と湧いてきます。
来年のバレンタインデーは何個もらえるかなどは気にせずに、お世話になった女性に「逆チョコ」プレゼントしてみませんか。
メチャメチャ「持てます」よ~!
今日もお読みくださいましてありがとうございます。
関節マスタードットコム
茨木英光