先生、こんにちは。
ソーラ・ヒーリングアソシエーションの橋本 典之です。
僕のヒーリングの軸となった
「黎明」という本があります。
その本には「病気治療」や「ヒーリングとは」など、
いままで聞いたことも無いようなことがびっしり書かれていて、
当時の僕にとっては衝撃的な内容だったことを覚えています。
あの本との出会いがなかったら、
今の僕は無かったと思えるほどです。
またソーラ・ヒーリングの開発も
出来なかったのではないか?
そう思える程、僕の治療の軸を作ってくれた
人生最大の出会いでした。
「治療家として何を軸にしてやっていくのか?」
という事は実はとても重要なことなのだと僕は思っています。
「病気治療」の概念とは、「治す」という事の意味とは?
「病気の意味とは?」様々なことをこの本を通じて
今も学ばせて頂いています。
だからこの「黎明」は、スピリチャルに精通していなくても、
治療家である以上読んでおいたほうが良いのでないかと思います。
治療家と言えば、クライアントの痛みや
その他の症状をとるのが当たり前のことだと思います。
僕も以前はそうでした。
痛みをとって評価されるもので、
それがクライアントを救うものだと確信していたからです。
でも本当はそうではなかったと知った時、僕は衝撃を受けました。
「なぜ病気がそこにあるのか?」
そんなこと一度も考えたことなどなかったし、
その恨むべき病気は消えて当たり前、
消さなければならないものだという認識しかなかったです。
だから多くの手技療法を学ぼうと思ったし、
そこに活路があると思っていました。
しかし、「黎明」を読んで、「病気の意味」を知った時、
「僕はやってはいけないことをしていたんだ」
と自責の念にかられました。
「病気は自らが作り出したもので、
自分の思考や行いが自然の摂理に反したときに、
それを身体の持ち主である本人にわからせる目的で身体に現れる」
という事が「黎明」には書かれているのです。
「僕は、してはいけない事をしているんだ!」
そう感じた時に、人の役に立ちたくてやっていた仕事が、
実は何の役にたっていないという事に気づいたのです。
「病気」は本人の為にそこに表れている
「愛」そのものだという認識は今まで全くなかった。
その「愛」を僕は奪おうとしていたのだから・・・・・・・
その「愛」はその人の生き様の間違いに気づいて欲しいから、
そこに表れているのだから、それを取ってしまうことは、
クライアントの「気づきのチャンス」を
奪うことになっていたのです。
痛みや症状を取ることだけに躍起になっていた僕は、
改めて「本当の楽」とは何なんだ?と考えるようになりました。
痛みが取れたからといって
本当にクライアントが楽になることなんてないはずです。
痛みを取って、その人が今迄通りの生き方を変えるとは
到底思えないからです。
このように治療に対する概念は、
僕の治療家としての生き方や考え方を
覆すきっかけになったのです。
そのお陰でチャクラやエネルギー体を知り、
それでチャクラカウンセリングが生まれ、
「本当の楽」を伝える事が
今では少し出来るようになってきました。
「無理矢理に痛みや症状を取ってしまうのは、
もったいないことなんだと、
それには意味があるからそこに存在しているのだから」
少しでも多くの人にそのことが理解していただけるように
今後も活動を続けていきたいと思っています。
ソーラ・ヒーリングアソシエーション
橋本 典之