目次
テーピングの種類と特性
テーピングは巻き方に注目しがちではありますが、さまざまな種類があり、目的に応じたテーピングを選ぶことが大切です。
特性を大きく分けると「伸縮テープ」「非伸縮テープ」「キネシオテープ」に分けることができます。
可動域の制限やケガの予防、応急処置、疲労の回復、筋肉のサポートなど、目的に応じて使い分けるようにしなければなりません。
伸縮テープ
「伸縮テープ」とは伸びるテーピングのことであり、関節に使用する場合には可動を制限することができますし、ある程度の固定や圧迫を施すことも可能です。
関節を完全に固定することはできませんが、それほど強い固定を求めていない場合や固定は必要であるものの少し可動が必要な場合に適しています。
テープの種類によっても伸縮度が違いますが、基本的には肌色のものが伸縮テープとなっています。
非伸縮テープ(ホワイトテープ)
「非伸縮テープ」は伸びないテーピングのことであり、強い固定や圧迫を求めるような場合に向いています。白テープであることから「ホワイトテープ」と呼ばれることもあります。
ケガをした直後などの応急処置に使用するのが最適であり、ケガを予防したい場合や再発を防ぐためにも適していると言えるでしょう。
主に指や手首、足首など、それほど大きくない関節の固定に使用されることが多くなっています。
キネシオテープ
伸縮テープや非伸縮テープは、可動制限や固定、圧迫などの目的として使用されるものですが、キネシオテープは筋肉をサポートするために使用されるものです。
固定力は、ほかのタイプと比べると弱いために、固定を目的として使用されることはそれほど多くありません。
筋肉をサポートするために作られているために、筋肉の収縮に近い動きになるような構造になっていることが特徴であり「人工筋肉テープ」と呼ばれることもあります。
スポーツのために使用されるだけではなく、筋肉の張や神経痛においても使用されることが多くなっており、日常生活の悩みに対するサポートとして注目されています。
そのため、「キネシオテーピング」として、その貼り方や使用方法が自然療法として確立されているのが特徴的です。
従来からあるテーピングとは違い、痛みやコリなどを緩和させ、再発を予防する効果が期待されています。
筋肉のサポートに優れているために、血液やリンパの流れが良くなりますから、代謝が良くなり自然治癒力が高まるのです。
そのため、自身の施術のために用いる施術家が増えています。
『マスターテープ』とは~臨床で効果を発揮するテーピング
みなさんはマスターテープの存在をご存知でしょうか。
マスターテープとはテーピングの種類において上記でもご紹介した「キネシオテープ」に属するものであり、筋肉のサポートに優れているものになります。
ただ一般的に販売されているキネシオテープとは違い、通気性が抜群でありかぶれにくくなっていて、それでいて粘着力が強い特徴を持っています。
さらに、日本で製造されているもので、テーピングの糸の密度が均一化されているために、筋肉のサポートに優れていることが分かります。
つまり施術を行われている臨床家のために作成されたテーピングだと言えるのです。
マスターテープの特徴についてご紹介していきましょう。
肌に馴染むテーピング~テーピングの効果を最大に発揮
マスターテープは、国内で製造されているもので、高い基準・品質をクリアして販売されているテーピングです。
そのため「肌に馴染む」と注目されており、効果を最大限に発揮できるとして臨床現場で数多く使われるようになりました。
ほかのテーピングのようにコストを削減させるために質の悪い布や糊を使用しておらず、臨床での施術家の声を反映してつくられたものなのです。
基準項目のうち、「通気検査」があります。
こちらは布の通気性についてチェックされる項目になりますが、空気がうまく抜ける素材であればかぶれる心配が少なくなります。
ただし、通気性を良くしようとすると、筋肉をサポートする作用が弱くなってしまったり、粘着が弱くなってすぐに剥がれてしまったりしてしまいます。
しかし、マスターテープでは、布の糸の密度が均等になっていて、効果を発揮できるように「光線透過検査」が行われているのです。
テーピングの中で粗悪なものであれば、糸がよれていたり、密度がバラバラになっているものがあります。
そのようなものであれば、筋肉のサポートができるはずがないのです。
肌の弱い患者さんにも対応
肌の弱い患者さんには、テーピングの糊によってかぶれてしまうことが多々あります。
皮膚に直接貼り付ける訳ですから、テーピングの糊はとても重要です。
糊はかぶれにくい素材となっており、上記でお伝えした通り、通気性がしっかりと確保されているために、かぶれにくくなっています。
ただ、それでも皮膚への粘着力は高い素材であるために、しっかりと効果を発揮することができます。
しかも3種類のマスターテープが用意されており、肌が弱く、かぶれが気になる方には「ソフトタイプ」を、気にならない方には「ハードタイプ」を使用できます。
さらに防水性の高い「撥水」も用意されています。
特にソフトタイプは最高級の綿を使用しており、国内の最高基準で製造されているために安心して使用することが可能です。
臨床家がつくった臨床家のためのテーピング
今回ご紹介しているマスターテープは、テーピングマスターである山田敬一氏が開発したテーピングです。
やまだ整骨院院長であり、プロ格闘技選手のコンディショニング&トレーナーとして活躍されています。
山田氏は実際の臨床現場で感じた「効果」、そして「使いやすさ」を念頭において制作されました。
そのため、施術家にとって、施術の現場において「使える」と実感できるテーピングになるでしょう。
施術現場でマスターテープを活用するには
実際に施術においてテーピングを活用している施術家は多いですが、使い勝手が悪いと感じている方は多いのではないでしょうか。
テーピングの伸縮性、肌に優しくかぶれにくい、それでいて剥がれにくい。
そのようなテーピングが理想ではないでしょうか。
施術において施術家のスキルが高くても、テーピングの質が悪ければ効果を発揮させることができません。
しかしマスターテープであれば、テーピング歴24年以上のテーピングマスターである山田氏がプロ臨床家のために考案したものですから、安心してお使いいただくことができるでしょう。
ぜひマスターテープをお求めいただき、臨床場面でご使用ください。
しかも、今ならマスターテープの感想を届けることによって、山田氏によるテーピング動画を視聴することができます。
女性に多くみられる「反張膝による膝の痛みテーピング」、「膝の完全伸展ができないテーピング」の動画となっています。
とても分かりやすく解説されていますので、臨床に活用することも可能です。
ぜひマスターテープのご購入と共に、動画もご覧ください。