頭・首の手技

【佐々木繁光】新・一瞬整体での動診の結果を他動的にどのテクニックで解消できるか

先生、こんにちは。
佐々木マニピュレーションドットコムの佐々木 繁光です!

本日は、新・一瞬整体での動診の結果を他動的にどのテクニックで解消できるか、ということをお話させていただきます。

まずそれぞれのゆがみに対して各テクニックを示してみます。

「みーひ」(上半身の左右屈右に倒しにくい⇒み、左に倒しにくい⇒ひ)
・頸椎一番の調整法

「5-6」(上半身の左右捻転。右に回旋しにくい⇒5、左に回旋しにくい⇒6)
・うつ伏せになり膝の引き上げ操体法

「ミーヒ」(横座りで右のお尻を落とした時につらい⇒ミ、左のお尻の時⇒ヒ)
・仙骨調整

「右―左」(仰向けで両足を右に移動したときにX⇒右、左X⇒左)
・仙腸関節調整法

「R―L」(仰向けで両ひざを立て右に倒すX ⇒R、左X ⇒L)
・左右腰椎3番の調整法

次に一つずつ操作法を説明いたします。

「みーひ」(上半身の左右屈右に倒しにくい⇒み、左に倒しにくい⇒ひ)
・頸椎一番の調整法(左右屈の操作法)

仰向けになってもらい、首を左右に倒しつらい方に傾けてそのままにしておく、両足もつらい方に傾けてそのままにしておく。

術者は受ける側のおでこの髪の毛の生え際から2cmの所に両親指を乗せて20秒間そのままにしておきます。

(注意点は押すのではなく圧をかけずただ置くだけです)

「5-6」(上半身の左右捻転。右に回旋しにくい⇒5、左に回旋しにくい⇒6)
・うつ伏せになり膝の引き上げ操体法
うつ伏せになってもらい術者は受ける側の膝を引き上げやすい側を足首をつかまず手で引っかける感じで引き揚げてもらい少し邪魔をします。
反対の足は踵に手を当て抵抗を加えます。

注意点は膝を十分に引き上げた位置で抵抗を加えます。

「ミーヒ」(横座りで右のお尻を落とした時につらい⇒ミ、左のお尻の時⇒ヒ)
・仙骨調整
うつ伏せになってもらい術者は手のひらで仙骨を圧迫して受ける側に足を膝を伸ばしたまま一本ずつ上げてもらいます。
上げにくい側を右だとしますと術者は受ける側の右足を上にして両足を交差させます。

術者は両手の手刀を合わせ仙骨を手刀で挟み込み斜め上方に仙骨をずらす動きをして緩めます。
これを3回行います。

「右―左」(仰向けで両足を右に移動したときにX⇒右、左X⇒左)
・仙腸関節調整法
仰向けになったもらい右のゆがみならば術者は受ける側の右足首を底屈内旋の動きを加えながら右に平行な動きで動く位置まで移動させます。
次に左足首を底屈内旋の動きを加えながら右に平行な動きで動く位置まで移動させながら更に底屈内旋の動きを加えます。
これを3回繰り返す。

「R―L」(仰向けで両ひざを立て右に倒すX ⇒R、左X ⇒L)
・左右腰椎3番の調整法
うつ伏せになってもらい、膝を垂直に曲げて45°外転させます。
術者は受ける側の足の親指を腰椎3番あたりに向けて膝を曲げて足を後ろにそらせます。

この状態で足をシーソーの様に3~4回ゆさぶり緩めます。
これを3回繰り返します。
反対の足も同じように行います。


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