最新記事

【手島昌彦】抗重力機能を高めるための3つの施術ポイントとは

先生、こんにちは。
てしま整骨院院長手島昌彦です。

<トランクテクニックとランゲルラインテクニックについて>

身体の体幹(トランク)を調整する事は多くの施術家が身体の「痛み」「不調」を改善する際、何らかの手技を使って施しています。

その中でも重力に対して支えるという(抗重力機能)身体の働きを高める為、直接、筋肉や骨格へのアプローチ、神経系からのアプローチと様々ありますが、今回、私がお伝えするトランクテクニックでは神経系、筋骨格系に合わせ「皮膚」を合わせる事でより効果的に抗重力機能を高める事ができます。

施術ポイントはこの3つです。

【1】皮膚
【2】仙腸関節
【3】肋骨

【2】仙腸関節は創術理論の中でも抗重力性を高める為に必要不可欠なアプローチポイントになりますがより体幹を安定させるポイントとして【3】肋骨の変位を整えることをおすすめします。
そうする事で横隔膜へ波及し、連結してる大腰筋(インナーマッスル)へ連動し機能改善していきます。

最後に【1】皮膚ですが、皮膚は体重の約16%をしめており、内臓を含めて人体最大の臓器なのです。

更に私たち施術家が触手する際、直接筋肉、靭帯、骨、内臓、神経どれも触れる事は出来ず、唯一触れる事が出来るのは「皮膚」なのです。

その触れている「皮膚」をまず、施術家は知る事が必要だと私は思っております。
その「機能」を知ると面白く筋骨格系、内臓系、神経系の問題がより理解しやすくなります。

「皮膚」の機能はいくつかありますが、ここでまず知ってもらいたいのが、「皮膚」には走行がある事です。
その事を「皮膚割線」または「緊張線」と言います。

細胞分裂の過程で出来た分裂線です。
オーストラリアの解剖学者Langerが示した事で『ランゲルライン』として知られてます。
ドクターが手術の時に用いたりもします。(手術跡を最小限度にする為)

『ランゲルライン』を使ってのテクニックはDVD化しており『ランゲルラインテクニック』としてセミナーでお伝えしています。

今回の『トランクテクニック』の中でも応用として『ランゲルライン』を使って5~10秒と僅かな時間で四肢から体幹へと変化させる事ができます。
イメージとして皮膚→神経系→筋骨格系という流れで改善していきます。

こちらのDVDで学んでいただくことができます↓↓


手島先生のDVD教材


▼DVD教材▼