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【松本恒平】発生学から考えてみて腰痛肩こりの施術をしてみる

暑い日々が続いていますが、体調はいかがですか?

さて、
今日は、発生学的なアプローチを知っているとすごくいいと言う話です。

癒楽心体療法や関節アングル整体では、以前のDVDでも発生学の話をさせてもらっています。

当時、あまりにも時代を先取りしてって感じはありましたが、、、

ですが、すごく効果を出していたのは事実で、実は、人間が手が生えてくるところからみていくと「心臓の膜」あたりから、腕が生えてきます。

胸の施術、脊柱の治療をするときにこの考え方が大事でつまり治療のポイントではなく、全体から見た時に、関連のある所を施術すると改善に導くのが早くなると言う事です。

つまり、胸から手が出るわけですから、胸が悪いとなると、手の矯正をしていくとか手を使って、胸の筋膜リリースをするとか胸椎の施術をするときに、手の牽引を使う事で改善が早まるのです。

逆もしかりで、腕の問題があるときに、首を見がちですが、胸椎の問題で腕が悪くなることがあります。T4症候群という問題があります。

これを発生学的にみても、胸椎の治療で手を使って施術する共通点はありますよね?

その時に、胸側の矯正であったり胸椎の角度に合わせた腕や足の角度を使って施術をすると改善が早まります。

腰であれば、足でアングルをとります。
仰向けで寝てもらって、ニュートラルに真っ直ぐ寝てもらいます。

骨盤の高さをチェックしてくるぶし1個分が腰椎1,2,3,4,5と順番に外転方向にもっていきます。
外転してもっていったら、骨盤のそろう角度で施術をします。
そこで足の牽引、圧迫を繰り返し行います。

そうすることで、腰椎、骨盤の矯正が可能になります。

発生学的に足も元々は、腹膜や仙骨から生えてきます。
ですから、足の施術をうまく腰痛治療に取り入れてあげることは非常に大事です。

それで、この足の角度を使って施術をしていくことで改善が難しかった症状の改善に役立ちます。

足を引っ張るときも足の神経は、真っ直ぐから内旋方向にいくことで神経が成長しますので、内旋で足を引っ張ることで変化が出やすくなります。

さらに内旋で足を引く事で仙腸関節の矯正にも使えます。

ぜひ、施術をするときに、角度を取りながらやって発生学の概念を頭にいれてやることで施術のヒントが沢山あります。

参考になればと思います。
本日も読んでもらいありがとうございました。


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