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【松本恒平】自律神経のテクニックへ移行するまでの考え方と手順

この8月はすごく体調が悪い人が多かったように思います。
風邪が流行ってますが、体調はいかがですか?
私は、猛烈に楽しみながら仕事しています(笑)

さて、自律神経症状の患者さんはあなたの治療院でも多いと思います。
どうやってアプローチをしていますか?

自律神経の初歩が分かれば覚える事は数が限られます。

【自律神経は、何がある?どこにあるか?】

自律神経は、交感神経と副交感神経のみ

交感神経は、脊髄。
副交感神経は、頭蓋と仙骨。

これだけなのです。
治療の際には、末梢ばかりを押しているだけでは変わらないことも沢山あります。

実際に内臓の問題でも自律神経症状でも脊柱からの交感神経側から来ているのか?頭蓋仙骨の副交感神経側から来ているのか?チェックが必要になります。

そうなると、末梢ばかりを攻めて施術するのがおかしくなります。
自律神経症状の不眠を手のツボをおすとか後頭部のツボを押すとかがなくなります。

自律神経は、ここにしかないからです。

となると、中枢側か?末梢側か?それをチェックして何のテクニックをするかを決めないといけません。

まずは、体の地図を正確に覚える事です。

お腹の問題でも交感神経側から来ているのか?
副交感神経側の問題か?

基本あなたの治療院に来る人は、交感神経側優位の人がくるでしょう。
痛みがきつい、だるい、眠れない。
すべて交感神経側の問題。

しかし、副交感神経をあげようとする。
逆です!
交感神経をまずは抑制するのです。
自律神経は自分でコントロールできません。

だから内臓の問題、筋肉の問題でもまずは、交感神経側の脊柱の施術をすること。
それが内臓や末梢とどう絡んでいるのか?を検査する事です。

頭蓋の問題があっても、胸椎1・2番から出る上頚神経節が頭蓋に入る関連部位を治療できるか?
ルートを覚えておくと早いのです。

刺激ですが、交感神経を鎮静させるなら痛すぎる刺激を加えないことです。
より過敏になってしまいます。

そしてアングル整体でお伝えした体液誘導やOWTなどのテクニックが非常にに役立ちます。

【まとめ】

1.交感神経と副交感神経は、脊柱と頭蓋仙骨からでているからまずはここにゆがみが無いか?可動性減少、水の少なくなっているところはないか?を見る事です。
2.中枢を見るか末梢を見るか?そして刺激は痛くなくゆったり気持ちよい刺激
3.交感神経をまずは抑制することを考える。

まずは、治療では、交感神経系の脊柱の治療をして、最後に頭蓋と仙骨の副交感神経系の治療をします。

治療が終わりましたら、最後は、足踏みするか部屋を歩かせて、神経統合をして終了にしてくださいね。

ぜひ、一度、自律神経の問題を治療する際に意識して見てください
本日も読んでもらいありがとうございました。


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